取り急ぎ、「宮本常一離島論集 第1巻」のご案内。

mizunowa2009-09-22

【書影】
宮本常一離島論集第1巻「「怒りの孤島」に生きる人々/農業のいろは」(森本孝編/全国離島振興協議会・(財)日本離島センター周防大島文化交流センター監修)A5判糸かがり上製グラビア8頁+本文208頁、本体2800円+税、25日出来予定。装幀、林哲夫画伯。


離島振興運動のオルガナイザーとして知られる民俗学者宮本常一が、季刊『しま』(1953年12月、全国離島振興協議会の機関誌として創刊。73年以降、財団法人日本離島センターの広報誌として継続発行)創刊号以降、最晩年まで執筆した論考の集成。日本の「島」と「島人」に向けられた、宮本常一のまなざしを読み解く。全5巻+別巻2。今後6〜8ヵ月毎に続刊予定。


[目次]

島の文化

1 島めぐり
伊豆七島(一)/伊豆七島(二)――八丈島/薩南十島/「怒りの孤島」に生きる人々――山口県大島郡情島佐渡をまわる/長島・天草の素通り/見島見聞

2 農業講座
農業のいろは/牧畜(一)〜(五)/農業技術の改良/土枠温床のつくり方/イネの肥料の使い方/秋まき蔬菜

3 局内放送
季刊『しま』のあとがき「局内放送」(昭和34〜38年)より

解説
トカラ列島から見た宮本常一 稲垣尚友(「トカラ塾」主宰)
離島振興運動草創期の宮本常一先生と季刊『しま』――監修の言葉に代えて 大矢内生気(全国離島振興協議会事務局次長)


[用紙/刷]
ジャケット マーメイド しろ砂 四六判Y目 160kg DIC160+K/2゜
表紙 NTラシャ くち葉 四六判Y目 100kg K/1°
別丁扉 タントO-56 四六判Y目 100kg DIC328/1°
見返し NTラシャ 濃茶 四六判Y目 130kg
本文 ラフクリーム琥珀N A判T目 42.5kg
別丁グラビア ニューコスモバルキー A判T目 66kg