「定本 古本泣き笑い日記」12月出来予定。

mizunowa2012-11-04

「定本 古本泣き笑い日記」(12月出来予定)のジャケット出力紙が、富山の山田写真製版所から届いた。本の詳細は以下。


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定本 古本泣き笑い日記
2012年12月中旬出来予定

著者 山本善行
装幀 林哲夫
発行 みずのわ出版
体裁 四六変型判 糸かがり上製本 約400頁
予価 本体2500円+税 ←定価本体2700円+税で確定!
ISBN978-4-86426-016-9 C0095

目次(初出一覧)
1 青空古本まつり、臨川書店で割り込む――「sumus」2号(2000年1月20日
2 土門拳→吉田一穂→蟹江敬三――「sumus」4号(2000年9月20日
3 上林暁まとめ買い、古本道の腕あげる――「sumus」5号(2001年1月30日)
4 ブックオフで三十二冊、その勢いで岡山・万歩書店へ――「sumus」6号(2001年5月31日)
5 和田誠の詩を発見――「sumus」8号(2002年1月30日)
6 オークションで『風の系譜』、『南窗集』入手――「sumus」9号(2002年5月31日)
7 古本の買いすぎで……――「sumus」10号(2002年9月30日)
8 泣き笑い日記、東京進出か!――書下ろし
  *以上8篇は『古本泣き笑い日記』(青弓舎、2002年9月22日)に収録
9 『古本泣き笑い日記』の完成、小野松二『十年』入手――「sumus」11号(2003年1月31日)
10 四天王寺べんてんさんで中公文庫を探す――「sumus」別冊まるごと一冊中公文庫(2003年6月10日)
11 『関西赤貧古本道』の発売、すぐに買い支える私――「sumus」12号(2004年5月20日
12 やっと見つけた坂口安吾『爐邊夜話集』に落書きが……――「sumus」ウェブサイト「e−古本泣き笑い日記」(2004年秋)
13 「Lマガジン」にコラム「天声善語」を連載――「sumus」ウェブサイト「e−古本泣き笑い日記」(2004年冬)
14 「mixi」に日記を書いてみる――「mixi」日記(2006年11月25日―2007年2月28日)


著者:山本善行(やまもと・よしゆき)
1956年、大阪生まれ。関西大学文学部卒業。古書店「古書善行堂」店主。書物雑誌「sumus」代表。著書に『古本泣き笑い日記』(青弓社、2002年)、『関西赤貧古本道』(新潮社、2004年)、『古本のことしか頭になかった』(大散歩通信社、2010年)、岡崎武志との共著に『新・文學入門』(工作舎、2008年)、撰者として、上林曉傑作小説集『星を撒いた街』(夏葉社、2011年)と上林曉傑作随筆集『故郷の本箱』(夏葉社、2012年)の出版に係る。