カボス完売。

2022年度カボス産直。祖母の香(種子なし、新種)、大分1号(種子あり、在来種)ともに完売。みかん栽培を諦めた園地で新苗植付けを進めているが、果樹の増産は年数がかかる。

残暑の収穫作業は汗だく。玉が小さいので、なかなかコンテナ一杯にならない。低農薬栽培可能、病害虫に強い、気候変動の影響を受けにくい、日照時間の短い園地でも良玉が育つ、などの長所あり。気候変動による品質劣化深刻な温州みかんより、はるかに可能性があるとワシは考えている。
新聞紙にくるみビニール袋に入れて冷蔵庫野菜室で保管すれば1ヶ月以上もつ(しなびないうちに、黄色く着色しないうちに使い切る)。焼肉、焼魚、焼鳥、蒸し料理、鍋物、焼酎、紅茶、カボス胡椒、ポン酢、ほか用途色々。カボスの無糖炭酸水割りは夏バテ薬。搾り終えた表皮は入浴剤等に活用。茶碗蒸しや汁物の吸口にも使える。

カボスの味と香りは酸味と鮮度の立つ極早生・早生みかん、スダイダイは味の濃厚な晩生みかんに喩えられる。季節ごとに品種が変る。旬というのはよくできている。