「宮本常一離島論集第3巻」出来。

mizunowa2013-10-17


宮本常一離島論集第3巻」が予定より2ヶ月半遅れであがってきた。最終となる第4巻は11月15日頃出来予定。足かけ12年を要した仕事があと少しで終わる(全国離島振興協議会で刊行計画が立ちあがったという「前史」も含めると、さらに長い時間がかかっている)。


全巻ご予約のみなさま繪。14日、くろねこメエル便で発送しました。けふ明日あたり届くと思います。いましばらくお待ちください。


図書館さん、書店さん繪
12日地方小、16日JRCに納品しました。定期扱分は、早ければ今週中、遅くとも来週のうちに入荷すると思います。



利尻島見聞/離島振興の諸問題 宮本常一離島論集第3巻
宮本常一 著  森本孝 編
全国離島振興協議会・公益財団法人日本離島センター周防大島文化交流センター 監修

2013年10月刊(全6巻のうち第5回配本)A5判上製232頁
本体5000円+税 ISBN978-4-86426-022-0 C0395
装幀 林哲夫
銀塩プリント・スキャニング・レタッチ 柳原一徳
印刷 (株)国際印刷出版研究所
製本 免手製本(株)


[目次]
宮本撮影写真 巻頭8頁 姫島・新島・式根島伊豆大島利尻島礼文島

何のお役にもたたなかった九年
これからの一〇年

1 島めぐり
佐渡所感
姫島
東京都島嶼青年教育研究発表大会に出席して
伊豆大島
利尻島見聞
礼文島

2 離島振興の諸問題
離島振興の諸問題(一)
 本土と島との関係/古い生産様式の挫折/架橋の意味/空港が島をかえる
離島振興の諸問題(二)
 島民の自覚/学者との交流/島出身の先輩との交流
離島振興の諸問題(三)
 第二二回東京都島嶼青年大会/民宿の役割/三宅島に托する夢/情報社会への参加
離島振興の諸問題(四)―沖縄を見る(一)
離島振興の諸問題(五)―沖縄を見る(二)
離島振興の諸問題(六)―瀬戸内海の島をめぐって
 視察した島/離島を衰微させるもの―教育投資/離島を衰微させるもの―水産資源を奪う/特定連携による観光と観光のあり方/島の飲料用水の解決/重要交通網に繰り入れる/通勤区域への繰入れ/島の問題ととりくむ若い知識を生かせ

解説1 宮本常一というバイブル 平野秀樹東京財団上席研究員)
解説2 宮本常一自身による離島振興運動総括 大矢内生気(離島政策文化フォーラム事務局長)


[用紙/刷]
ジャケット マーメイド しろ砂 四六判Y目 160kg K+DIC81/2゜
表紙  NTラシャ くち葉 四六判Y目 100kg K/1°
別丁扉 タントO-56 四六判Y目 100kg DIC343/1°
見返し NTラシャ 濃茶 四六判Y目 130kg
本文  ラフクリーム琥珀N A判T目 42.5kg
別丁グラビア MTA+-FS 菊判T目76.5kg スーパーブラック1°