2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ご案内――海文堂の三箱古本市。

【写真】 ミッフィーちゃんではなく、みっひーさん。赤時々黒ゐ蜜脾夷三ともいう(身内ネタですんまへん)。りえぞうさんが描く顔の怖い「みっひーちゃん」とは微妙にディテールが異なる。いずれにせよ、ヒゲのオランダ人のおっさんには内緒だゾ。出雲の稲佐…

戦艦陸奥の爆沈、そして神戸の体たらく。

【21日】 1943年6月8日正午過ぎ、柱島碇泊地で謎の爆沈を遂げ1121人が犠牲となった戦艦陸奥の記念館が、周防大島・伊保田にある。戌画伯が午後から広島に向かうというので、その前に記念館の見学に行く。戦後引き揚げられた艦首、副砲、プロペラ、艦首錨が屋…

無人島 生の痕跡

「宮本常一 旅の原景――なぎさの記憶2」 写真 田中慎二・荒木肇/文 佐田尾信作 ジャケット写真 愛媛県由利島(撮影=荒木肇) 装幀 林哲夫去年作った第2次オビに「自然は寂しい しかし人の手が加わると あたたかくなる」という宮本常一の言葉を入れた。写真1…

足掛け10年にして初の詩集。

【写真】 左「それは、湊川から始まった」(登尾明彦=著/金時鐘=跋文/林哲夫=装幀・装画 2004年) 右「湊川を、歩く」(登尾明彦=著/林哲夫=装幀 2001年) いずれも小社刊、在庫僅少につきご注文はお早めに! 上記2点の著者、登尾明彦さん(元兵庫県…

ゲバ明朝。

昨日、ギャラリー島田にて林哲夫画伯の個展オープニングパーティー。四次会、ピッコロで呑んでいたのは覚えているのだが、どないしてアジトまで帰り着いたのか記憶にない。イヤですね酔っ払いは。10日付ブログ「内ゲバの街、神戸の怪」、なるほど言い得て妙…

お知らせ―「宮本常一・あるくみるきくの会」発足記念講演会

【写真】 佐田尾信作著「宮本常一という世界」 ジャケット写真=伊藤幸司/装幀=林哲夫2004年1月から8月にかけての中国新聞連載をまとめた。単行本化にあたり新聞に掲載しなかった14人へのインタビューを収録。取材者の手の内を見せるということでは、宮本…

お知らせ―林哲夫油彩画展、明日初日です。

【写真】 搬入作業時、ギャラリー島田にて。小社刊、林哲夫画伯の装幀本販売コーナー特設。「読む人」「文字力100」イラストサイン本もありマス。 林哲夫油彩画展 日時 10月14日(土)〜25日(水) 11〜19時(火曜日のみ〜18時/最終日〜17時)会期中無休 場…

仕事はトロトロ。

朝も早よから雑用ばっかり。ありがたい。何ぞやることあるうちが華よ。 午後、予定よりちぃと遅れてギャラリー島田へ。けふが搬入日。14日から始まる林哲夫画伯の個展での販売用書籍(装幀本いろいろ)を委託。年内刊行分、林画伯への装幀依頼もあわせて。 …

カメラマンのち編集者(という名の雑用係)。

撮影の仕事で朝から姫路へ出る。3時すぎにひととおり撤収、神戸を素通りして大阪までクルマを転がし、同行のMさんを谷町で降ろして大正の印刷所に向かう。昨日のうちに出ていた「本屋の眼」の初校ゲラを受取り、人数分のコピイをこさえる。あわせて、昭和初…

内ゲバの街、神戸の怪。

神戸って土地は、どうも他とは違う。本にかかわっての、いわゆる“業界”廻りで誰と誰が険悪やという話が多い。それ自体どの土地、どの業界でもあることだが、普通は“大人の対応”であまり表に出さないのに、神戸の場合はそれがかなりの勢いで流布している。表…

豚まん食べよー。

ただいま10月9日午前0時すぎ、日付が替わったところ。林哲夫画伯の新著「読む人」へのイラストサイン入れがひととおり完了し、戌画伯からの差し入れの豚まんで一寸遅めのおやつをよばれて解散。夕方、近所にサイン本予約分を届け、ビイル1本だけ呑んで帰り、…

犬好きのみなさんへオススメ本。

お昼時、林哲夫画伯来社。毎度毎度のおさんどん、みずのわ名物“ねこうろん”を食し、昨日出来上ってきた新著「読む人」(1470円)に絵入りサインを入れてもらう(写真右)。左は「文字力100」(1890円)のサイン本。犬好きにはたまらない逸品(ネコ好きにもオ…

高い本。

先月の話だが、金重有邦さん(備前焼作家)の筆になる「男達の神話」(福島清著 ISBN4-944173-37-7 C0093)の書評が9月10日付中国新聞読書面に掲載された。担当Sさんのご厚意でうちのサイトにも転載したので、ぜひご一読を。 http://www.mizunowa.com/book/b…

“見た目”で選ぶ。

【写真】 OLYMPUS OM-3Ti + ZUIKO35㎜F2.8 ほんぢつ修理上り。 オリンパスOMヒトケタ、ニコンFシリーズ(但しF3まで)、キヤノンF-1、ペンタックスLX、ミノルタX-700等々、70年代から80年代にかけての国産35ミリ判一眼レフの高級機は、それぞれ一長一短はあ…

停まらない列車。

午後から大阪。林哲夫素描・エッセイ集「読む人」(装幀も著者 新書判182頁 定価税込1470円 ISBN4-944173-42-3 C0071)の本文責了、表紙の本紙校正も問題ナシ。あとは印刷の立ち会いを残すのみ。予定が早まり7日(土)の夕方には出来てくる。 今年6点目。自…

言葉はいらない。

10月中旬刊、林哲夫素描・エッセイ集「読む人」(新書判182頁 定価税込1470円 ISBN4-944173-42-3 C0071)の表紙ゲラ。手前が印刷所の出力(本紙校正ではない。あくまで校正のためのプリンタ出力、である)、奧が指定原稿、右奧が束見本。29日(金)大阪は大…