足掛け10年にして初の詩集。

mizunowa2006-10-16

【写真】
左「それは、湊川から始まった」(登尾明彦=著/金時鐘=跋文/林哲夫=装幀・装画 2004年)
右「湊川を、歩く」(登尾明彦=著/林哲夫=装幀 2001年)
いずれも小社刊、在庫僅少につきご注文はお早めに!


上記2点の著者、登尾明彦さん(元兵庫県湊川高校教諭)と午後から打合せ、年末刊行予定の詩集「パンの木」の章立てをほぼ固める。登尾さんにとって1973年刊の「パンと貝殻」以来33年ぶりの詩集だ。また、ウチにとっても足掛け10年にして初めての詩集刊行、である。
本文の組見本は5月頃には作っていたのだが、作品の選択に悩まされた。私の独断と偏見で全体の流れをつくり(ダブり覚悟で)ちょっと多めに候補を挙げたうえで、登尾さんに足し引きをしてもらった。戻ってきた原稿の束をしばらく寝かせてから読みなおし、改めていけると確信を持った。月末に初校を出す。通しゲラの段階でどんな流れが目に立ってくるか。今から楽しみだ。