2006-01-01から1年間の記事一覧

海文堂ベスト10/入院。

【海文堂ベスト10】 神戸新聞毎週日曜日付の読書面に、神戸市内書店の「売れ行きベスト10」が掲載される。たしか海文堂、文進堂、ジュンク堂、紀伊國屋だったかな。で、けふ31日付は海文堂ベスト10掲載、のはずだったのだが……年末紙面ゆえ読書面じたいが消滅…

いぼいぼ。

【23日】 午後3時から海文堂書店で「本屋の眼」刊行記念・平野義昌サイン会。盛況にて何より。 「本屋の眼」刊行のいきさつについて、巻頭「丁稚口上」の冒頭に次の記述がある。 良質な本づくりで定評のある、神戸みずのわ出版・柳原一徳。酒の呑み過ぎか、…

「本屋の眼」先行発売。

【写真】 平野義昌著「本屋の眼」、12日からトップを切って先行発売の海文堂書店(神戸元町)にて。表紙に使用した写真のパネルも貼り出して頂いた。Fおか店長曰く目標1万部(ほんまに?)。この本がどかっと売れて印刷所の借金を完済し、著者にもまとまった…

徹夜連チャン。

【12月14日】 12月3日付のブログで宣伝した「ジャーナリズムのいま――新聞・放送・デジタルメディア、そして民衆運動の現場から」が、出来てきた。夕刻、編著者の一人、古野喜政さんの『金大中事件の政治決着――主権放棄した日本政府』(東方出版)出版記念会…

著者近影。

【9日】 ずらりと並んだ著者近影(表-4)、巻き取り(帖合した本文に表紙を貼り付ける工程)を終えた「本屋の眼」(平野義昌著)ひと山2000部、である。天・地・小口を裁ち落とし、スリップ、目録、読者カード、ならびに「初回配本分限定オマケ」を挟み込ん…

丁稚は上司を選べない。

平野義昌著「本屋の眼」の初回配本分のオマケ、著者の“迷言”シオリ。12月12日午後遅め、海文堂書店にて先行発売の予定。 しおりの“迷言”10パターン。初回配本約500冊。どれか一つがついてきます。。・おかげさまで……平野です ・悪口 カゲ口 蜜の味より酒の味…

「本屋の眼」ほんまに出まっせー。

サイト更新が間に合わんので、取り急ぎブログにて宣伝を。来週、こんなん出来てきます。大真面目におちゃらけやってます。 12月12日(火)夕刻、海文堂書店にて初売り予定。23日(土・祝)には、サイン会・ワンコイン出版記念会を開催。わけのわからん楽屋ト…

体たらく。

14日出来、をめざして以下の本の編集にかかっている。昨夜、編著者の川瀬旦那と読み合わせをしてきた。体を張って闘っている記者が如何に少数か、日本のマスコミの堕落具合に暗然とする。それでも、記者個人個人が頑張るしかない。こういう本の編集にあたる…

おおさか街あそび

またもや宣伝をば。JR西日本の「三都物語」パンフレット「おおさか街あそび Vol.17」8-9頁、連続テレビ小説「芋たこなんきん」のコーナー。リード文で「文字力100」(林哲夫著、小社刊)がとりあげられている。 連続テレビ小説「芋たこなんきん」は、ヒロイ…

古典たりうること。

写真は、海文堂書店での三箱古本市のひとこま……って、いつの話しとんねん。 それくらい忙しかったんぢゃ……なんてついつい云うてしまうのが、自分ながらイヤですのう。みなさんそれぞれに忙しいのだから、そんなこと自慢げに云うちゃいけん。 11月半ばから12…

古本三筺。

「神戸の古本力」(林哲夫・高橋輝次・北村知之編著)が予定通り出来上がってきた。別件も兼ねてお昼過ぎ大阪の印刷所に引き取りに出掛け、神戸に取って返す。先行発売の海文堂書店に、いの一番に届ける。ついでに、23日開催、三箱古本市「みずのわ堂」の売…

境界線上のお菓子。

関西就中大阪限定銘菓「満月ポン」という袋菓子がある。醤油味のポン菓子で、旨いんだかイマイチなんだかようわからんのだが、ついついひと袋喰わされてまうという、わけのわからん魔力を持つ。お江戸に出る時、土産に持っていくとけっこうウケたりする。ち…

広島―1929年。

宣伝ついでに、こんなんおまっせー。 【写真】 「大日本営業別住所入明細図之内 広島県之内 広島市」という、1929(昭和4)年8月発行の地図を、広島の古書店、あき書房さんが復刻した。頒価1000円+送料実費(100円)。店主の石踊さんからのご依頼で、印刷ま…

宣伝ばっかり。

イベント告知、ならびにウチの刊行物の紹介記事掲載誌、をいくつか。ここんとこ宣伝ばっかりですが……。 京阪神エルマガジン 12月号 「京阪神本棚通信」(162頁) 見出し…これぞ「神戸の古本力」。新刊書店に古本者集合。 11月23日開催の「三箱古本市」ならび…

海文堂の三箱古本市 23日開催、です。

海文堂書店で開催の「三箱古本市」まであと8日。当日の目玉「神戸の古本力」は昨日無事責了したが、出品するブツの準備がまったくできていない。サイトの更新も手つかず……。取り急ぎブログにてお知らせを。右のロゴマークは林画伯提供。 海文堂の三箱古本市 …

「神戸の古本力」責了。

忙しうてついついブログを更新できぬ間に、ひと月の半分が過ぎ去った。年内刊行予定あと5点。ウソのようなほんとの話。 14日夕刻「神戸の古本力」責了。23日午前11時〜午後4時、海文堂書店で開催の「三箱古本市」で初売りの予定。よっしゃ。ひとつ目途が立っ…

ほどほど。

ゲバ字大好き編集者O君と山根はんの書き込みもあったりで、ついつい神戸高校事件の話題が続いている。ここらでちょいと話題の方向を変えて……、神戸高校にまつわる小ネタを。 私が高校を受験した1985年は、内申書を重視する、いわゆる兵庫方式最後の年だった…

ご案内――海文堂の三箱古本市。

【写真】 ミッフィーちゃんではなく、みっひーさん。赤時々黒ゐ蜜脾夷三ともいう(身内ネタですんまへん)。りえぞうさんが描く顔の怖い「みっひーちゃん」とは微妙にディテールが異なる。いずれにせよ、ヒゲのオランダ人のおっさんには内緒だゾ。出雲の稲佐…

戦艦陸奥の爆沈、そして神戸の体たらく。

【21日】 1943年6月8日正午過ぎ、柱島碇泊地で謎の爆沈を遂げ1121人が犠牲となった戦艦陸奥の記念館が、周防大島・伊保田にある。戌画伯が午後から広島に向かうというので、その前に記念館の見学に行く。戦後引き揚げられた艦首、副砲、プロペラ、艦首錨が屋…

無人島 生の痕跡

「宮本常一 旅の原景――なぎさの記憶2」 写真 田中慎二・荒木肇/文 佐田尾信作 ジャケット写真 愛媛県由利島(撮影=荒木肇) 装幀 林哲夫去年作った第2次オビに「自然は寂しい しかし人の手が加わると あたたかくなる」という宮本常一の言葉を入れた。写真1…

足掛け10年にして初の詩集。

【写真】 左「それは、湊川から始まった」(登尾明彦=著/金時鐘=跋文/林哲夫=装幀・装画 2004年) 右「湊川を、歩く」(登尾明彦=著/林哲夫=装幀 2001年) いずれも小社刊、在庫僅少につきご注文はお早めに! 上記2点の著者、登尾明彦さん(元兵庫県…

ゲバ明朝。

昨日、ギャラリー島田にて林哲夫画伯の個展オープニングパーティー。四次会、ピッコロで呑んでいたのは覚えているのだが、どないしてアジトまで帰り着いたのか記憶にない。イヤですね酔っ払いは。10日付ブログ「内ゲバの街、神戸の怪」、なるほど言い得て妙…

お知らせ―「宮本常一・あるくみるきくの会」発足記念講演会

【写真】 佐田尾信作著「宮本常一という世界」 ジャケット写真=伊藤幸司/装幀=林哲夫2004年1月から8月にかけての中国新聞連載をまとめた。単行本化にあたり新聞に掲載しなかった14人へのインタビューを収録。取材者の手の内を見せるということでは、宮本…

お知らせ―林哲夫油彩画展、明日初日です。

【写真】 搬入作業時、ギャラリー島田にて。小社刊、林哲夫画伯の装幀本販売コーナー特設。「読む人」「文字力100」イラストサイン本もありマス。 林哲夫油彩画展 日時 10月14日(土)〜25日(水) 11〜19時(火曜日のみ〜18時/最終日〜17時)会期中無休 場…

仕事はトロトロ。

朝も早よから雑用ばっかり。ありがたい。何ぞやることあるうちが華よ。 午後、予定よりちぃと遅れてギャラリー島田へ。けふが搬入日。14日から始まる林哲夫画伯の個展での販売用書籍(装幀本いろいろ)を委託。年内刊行分、林画伯への装幀依頼もあわせて。 …

カメラマンのち編集者(という名の雑用係)。

撮影の仕事で朝から姫路へ出る。3時すぎにひととおり撤収、神戸を素通りして大阪までクルマを転がし、同行のMさんを谷町で降ろして大正の印刷所に向かう。昨日のうちに出ていた「本屋の眼」の初校ゲラを受取り、人数分のコピイをこさえる。あわせて、昭和初…

内ゲバの街、神戸の怪。

神戸って土地は、どうも他とは違う。本にかかわっての、いわゆる“業界”廻りで誰と誰が険悪やという話が多い。それ自体どの土地、どの業界でもあることだが、普通は“大人の対応”であまり表に出さないのに、神戸の場合はそれがかなりの勢いで流布している。表…

豚まん食べよー。

ただいま10月9日午前0時すぎ、日付が替わったところ。林哲夫画伯の新著「読む人」へのイラストサイン入れがひととおり完了し、戌画伯からの差し入れの豚まんで一寸遅めのおやつをよばれて解散。夕方、近所にサイン本予約分を届け、ビイル1本だけ呑んで帰り、…

犬好きのみなさんへオススメ本。

お昼時、林哲夫画伯来社。毎度毎度のおさんどん、みずのわ名物“ねこうろん”を食し、昨日出来上ってきた新著「読む人」(1470円)に絵入りサインを入れてもらう(写真右)。左は「文字力100」(1890円)のサイン本。犬好きにはたまらない逸品(ネコ好きにもオ…

高い本。

先月の話だが、金重有邦さん(備前焼作家)の筆になる「男達の神話」(福島清著 ISBN4-944173-37-7 C0093)の書評が9月10日付中国新聞読書面に掲載された。担当Sさんのご厚意でうちのサイトにも転載したので、ぜひご一読を。 http://www.mizunowa.com/book/b…