2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「瀬戸内海の島と街 人と暮らし――宮本常一写真図録1」のお知らせ

【写真】 帆布で作った布袋(ホテイではにゃい)を「カヨイ」といった。一升瓶やビール瓶を入れるプラスチックのケース(昔は木筺だった)を通函(カヨイバコ)と呼ぶのと同じで、以前はこれを提げて酒を買いに行った。左は周防大島は安下庄、長尾八幡宮の神…

自身の体たらく。

【写真】 7月中旬刊行予定「宮本常一のメッセージ」(佐野眞一、藤本淨彦、碓井巧、小泉凡、立松和平 共著)の表紙 写真=芳賀日出男/装幀=林哲夫 印刷所のプリンタでコート紙に出力してもらったもの。それゆえ一寸テカテカにみえる。印刷本チャンは特殊紙…

安酒。

【写真】 総武線新小岩駅から徒歩3分、魚三酒場にて。実は1994年の7月から12月までの半年、この近くの木造安アパートに住んでいた。部屋の裏手が大相撲の中村部屋で、四股や鉄砲の音が朝早くから響き渡っていた。入ったことはないのだが、元幕内力士板井のち…

むっつり助平。

23日から25日までお江戸出張。あちらがそこそこしのぎやすかったおかげで、けふは朝からへばりきっている。関西は熱帯だ。 24日、中○新聞のむっつり助平S記者と2人で、取材をかねて山本宗補さんの写真展に顔を出してきた。 会場1階、路上で靴磨きをするおば…

電話機のない電話ボックス――由利島しょにょに。

【写真】 由利島の浜。上陸地点のすぐ近く。 瀬戸内の島なのに、なぜか浜にはサボテンの花――。奥にあるのが、電話機のない木造電話ボックス。イワシ網でにぎわっていた昭和30年代に赤電話が引かれ、40年代に無人島になっても残った。出作の人や近くで操業す…

梅雨入り。

【写真】 ちょうど1週間前の6月10日、周防大島は安下庄のアジト近くで撮影。後方は長尾八幡宮の鎮守の森、さらに後方は嵩山。この界隈で僅かに残った田圃に映る“逆さ嵩”は、年に一度、梅雨の頃でなければ拝めない。 このへんは一面田圃だったと聞くが、昭和3…

由利島、しょにょいち。

【写真】 戌画伯こと福島清さんからの頂き物。雰囲気だけでも。on the earth… 由利島と柳原一徳/2007年6月11日/福島清・撮影 忽那諸島の無人島、由利島の話は後日改めて。 1週間近く留守にしたおかげで仕事がたまっとる。こたえますのー。

6日ぶりアジト帰還。

【写真】 国鉄姫路駅名物「駅そば」。のびきった中華麺に煮詰まったうろんスープ、ショッキングピンクの油で揚げとんちゃうかと思えるほどのへなへな天ぷらと青ネギがのっかかって330円。これに一味唐辛子をおもくそかけて食す。学生の時分にはそば回数券な…

お知らせ 「読む人 林哲夫展」

林哲夫素描・エッセイ集「読む人」(小社刊、2006年10月、新書版182頁、定価1470円)の原画展。来週だす〜 読む人 林哲夫展日時 2007年6月14日(木)〜26日(火) 場所 りーちあーと 〒530-0012 大阪市北区芝田1-6-2 阪急古書のまち TEL 06-6373-1117 FAX 06…

願い下げ。

【写真】 思うところあって、竹尾紙業の見本帖セットをほぼ10年ぶりに更新した。ヴァンヌーボなど銘柄によっては4°の刷見本がついているのが嬉しい。 7月中旬出来の予定で、「宮本常一のメッセージ」(仮題)の編集を進めている。先週末初校が出た。 講演を…

つまらん!

【写真】 5月31日付、の続き。紙芝居屋のおっちゃんの愛機、真っ赤なホンダのカブ。何と、最高時速600キロ! でも、けーさつに捕まったらまずいんで速度計の400キロのところを「40」、600キロのところを「60」って書いてあるんやて。ほんまやでー。 「紙芝居…