安酒。

mizunowa2007-06-27

【写真】
総武線新小岩駅から徒歩3分、魚三酒場にて。実は1994年の7月から12月までの半年、この近くの木造安アパートに住んでいた。部屋の裏手が大相撲の中村部屋で、四股や鉄砲の音が朝早くから響き渡っていた。入ったことはないのだが、元幕内力士板井のちゃんこ屋も近所にあった。

25日、千葉での仕事帰りに少しだけ時間ができたので新小岩で途中下車し、13年ぶりに店に入った。写真右手前がほとんど食い尽くした後だがマイワシ、奥がカツオ。鰤汁、塩辛100円、あら煮80円は13年前と変わっていなかった。当時は貧乏の極みで、時々ここで1000円に納めきるやうに呑むのがささやかな贅沢だった。さういへば、アパートの近くで店を出していたおでん屋台の親爺は、時々残り物を分けてくれた。今も元気でやっているのだらうか。


ここんとこ、取次の返品が滅茶苦茶に多い。下手すりゃ入金よりも返品払戻金のほうが多かったりする。返品手数料もばかにならん。同業者はみなさん同じことを云うけれども、ほんまやっとれん。
某大型書店が近々閉店する。その分の返品がどっかーんと来る。ボーナス払いを控えて返品が増える時期でもあり、考えただけで鬱が入る。それから、ずーっとお世話になってきた某書店が閉店することになった。悲しい。