仕事はトロトロ。

mizunowa2006-10-12

朝も早よから雑用ばっかり。ありがたい。何ぞやることあるうちが華よ。
午後、予定よりちぃと遅れてギャラリー島田へ。けふが搬入日。14日から始まる林哲夫画伯の個展での販売用書籍(装幀本いろいろ)を委託。年内刊行分、林画伯への装幀依頼もあわせて。


昨日の撮影済フィルムをラボに預け、元町の海文堂書店へ。夕刻早あがりの著者平野義昌さんとひととおり打合せを終えてのち、8時あがりのFおか店長まじえてオッサン3人近所の立ち呑みで沈没。写真はそのときのカット。世界有数の兵器メエカア○菱傘下のビイルなんか美味さうに呑むんぢゃねえッ。お前らふざけとんか! なんて何処ぞの○産主義学生みたいな無粋なこと云うたらアカンよ。折角のサケが不味うなる。

海文堂書店、平野さんの連載他をまとめた「本屋の眼」(12月中旬刊行予定)。メインタイトルはこれで決まり、本体予価1200円。ありがたいことに、海文堂さんで既に予約ビラをまいてもらっている(取次ならびに版元の営業のみなさんに感謝!)。ただ、困りたことにサブタイトルがまだ決まらずにいる。
とりあへず数日前にぽんっと思いついたのが「神戸元町海文堂書店 丁稚の備忘録」というやつ。「神戸」と「海文堂」は全国的に売る上でのキーワードとして必要かと。「丁稚」は、平野さんが連載「本屋の眼」や店頭掲示の手書き書評(毎週書いてはるんでっせ!)で時折ご自身を指して使っている、ただそれだけのこと。余白の一句「猛暑なり 丁稚は上司を 選べない」(ビジネス書ニュース№114)には笑った。
でも、このサブタイトル、新聞の見出し屋の目から難をあげると漢字が続きすぎる。「神戸元町海文堂書店」――こういう漢字ばっかりの並びを新聞業界の隠語で「人民日報」とよぶ。やっぱりよろしない。「備忘録」ってのもピンとけーへんのう、と。どうしたもんですかのう、と詰まる。
「丁稚のうじうじ日記」「丁稚のうだうだ日記」……いやいや、日記ぢゃないんだから。「毎朝血圧を測る男」……こんなん身内しかわかりまへん。とりあへず……てなことで、著者の思いつきで仮決めしたのが「元町ぶらぶら仕事はトロトロ」。
よっしゃ。当分これでいこう。