高い本。

mizunowa2006-10-04

先月の話だが、金重有邦さん(備前焼作家)の筆になる「男達の神話」(福島清著 ISBN4-944173-37-7 C0093)の書評が9月10日付中国新聞読書面に掲載された。担当Sさんのご厚意でうちのサイトにも転載したので、ぜひご一読を。
http://www.mizunowa.com/book/book-shousai/otokotachi.html


さて、この日の中国新聞。同じ面に「東京ベストセラーズ」(共同配信記事)という囲みがあり、ここにもウチの名が載っている。

中国新聞2006年9月10日付読書面
東京ベストセラーズ東京堂書店調べ)


(1)坪内祐三「考える人」新潮社 1575円
(2)森山大道「昼の学校 夜の学校」平凡社 1680円
(3)安岡正篤安岡正篤一日一言」致知出版社 1200円
(4)車谷長吉「世界一周恐怖航海記」文藝春秋 1400円
(5)小沢一郎「小沢主義」集英社インターナショナル 1000円
(6)岩井克人「資本主義から市民主義へ」新書館 1575円
(7)伊藤たかみ「八月の路上に捨てる」文藝春秋 1050円
(8)辺見庸「いまここに在ることの恥」毎日新聞社 1260円
(9)杉本信行「大地の咆哮」PHP研究所 1785円
(10)読売新聞西部本社「旅する巨人宮本常一 にっぽんの記憶」みずのわ出版 3150円


ありがたいことに、10番目に「旅する巨人宮本常一 にっぽんの記憶」(読売新聞西部本社編 ISBN4-944173-38-5 C0095)が入った。定価3150円というのが、いかにも突出している。
ウチの本は高い。でも儲かっているわけではない。だからと云って安くしたから売れるというものでもない。本が売れないこのご時世、大の虫も小の虫もそれぞれ苦悩を抱えている。