広島―1929年。

mizunowa2006-11-18

宣伝ついでに、こんなんおまっせー。


【写真】
「大日本営業別住所入明細図之内 広島県之内 広島市」という、1929(昭和4)年8月発行の地図を、広島の古書店、あき書房さんが復刻した。頒価1000円+送料実費(100円)。

店主の石踊さんからのご依頼で、印刷まわりの雑務を小社で請け負った。
縦に一、二、三……、横にイ、ロ、ハ……という具合に罫線を引き、裏面の店舗一覧と照合できるようになっている。当時各地で開かれた地方博覧会にあわせて作られた普及版の一つだという。どの店が今も残っているのかを見比べるのも面白いし、原爆で壊滅する前の広島の街の姿も浮かんでくる。


【仕様】
A0判の原本をA1判に縮小
用紙:淡クリームキンマリA判T目46.5㎏
刷色:表4°/裏1°(DIC410)

頒価 1000円+送料実費(100円)
お問い合せ・ご注文は、あき書房さんまでお願いします。
Tel/Fax 082-255-1916


■「宮本常一という世界」
あき書房の石踊さんといえば、佐田尾信作著「宮本常一という世界」(小社刊、2004年1月)に詳細なインタビューが収録されている。「『宮本常一』なら何でも買う」という見出しがついている。残100部を切った……はず(ここんとこ帳簿の作業に手が着けられずにいるので確たることは云えまへんが)。まだお読みでない方はこの機会に是非!