玄界灘の海鳴り

mizunowa2006-03-15

【3月13日】
6時40分新門司港着。小倉駅までの無料送迎バスで酔っぱらう。N鉄バスは相変わらず運転が荒い。
午前中小倉で用事をすませた後、JRで千鳥へ。石井忠さん(古賀市歴史資料館館長/漂着物研究家)宅に伺い、諸々の打合せ。今日は寒いからといって御神酒をよばれる。石井さんはお茶とお菓子、今日は呑まないからどうぞどうぞということで、私はおでんを肴にガソリン注入。残ったら土産に持って帰ってといってペットボトルに詰めて下さった。半分以下。少なくとも5合は呑んだってことか。

午後6時前に辞去。玄関先で石井さん曰く「玄界の冬の空ですね」。西鉄宮路岳線の花見駅まで歩く。この辺は西鉄の線路の浜側に松林が続いていて、線路沿いに立っていると絶えることなくごーっという海鳴りが聞こえてくる。薄暗い松林を抜けて少しばかり浜に出てみたが、これといった寄り物はなかった。けーたいのデジカメ写真なのでわかりにくいが、右手の平べったい島が朝鮮通信使ゆかりの相島、である。
博多駅で軽く呑み直し、博多独特の柔らかいうろんで締めたあと、8時半すぎの最終ひかりで神戸に戻る。3時間足らず。確かに便利だが、船のような風情はない。