図版を選ぶ。

【3月21日】
「男達の神話」巻頭図録4頁分。午後から半日かけて図版39点を確定し、夜半にかけて指定原稿をつくる。画集の巻末図録のような感じで図版を小さめに使って1頁あたり10点。用紙別丁、刷りは墨1°。当初の原稿(福島さんの私家版)では確か80点くらい図版が入っていたところを50数点に絞り、それをさらに削った。引き算を、単なる引き算では終わらせないところが編集者の腕の見せ所だ。

夕方、読売新聞西部本社編「旅する巨人 宮本常一――にっぽんの記憶」の初校・著者校正分が届く。今日のところは手がつけられないが、週末にかけて一気呵成に初校戻しにこぎつけたい。民俗写真家須藤功さんに写真の借用を依頼。快諾を得る。こちらは6月刊行予定。