「文字力100」UBCで50冊完売。

4日から6日まで開かれた「アンダーグラウンド・ブックカフェ地下室の古書展」の書肆アクセスコーナーで、「文字力100」(林哲夫著、みずのわ出版刊、1890円、ISBN4-944173-39-3)初回納品分50冊を完売したと、H店長から連絡が入る。これだけ売れたのは久しぶり。追加サイン本50冊を取り急ぎ著者持ち分から抜いて書肆アクセスに直送していただくことになり、補填分を林画伯宛に送り出す。
このサイン本。一冊一冊に林画伯の愛犬ミカンちゃんのイラストが描かれている。ミカンちゃんは私の顔を見ると必ず吠えるのだが、来客の中では私の靴のにおいを一番気に入っている……らしい。「ミカン ア・ラ・モード Part1」(2004年2月、イラスト・カット=林哲夫、文章・レイアウト= mimi-book、すむーす堂刊、定価税込700円)でネタにされている。
兵庫区の平野に住んでいたころも、近所の猫チャンが私の足元に寄ってきて離れなかった。私の足からは犬猫フェロモンが出ている……のかも知れぬ。

書肆アクセス半畳日録6月5日付に、サイン本の写真が載っている。今度林画伯に会うたらサインしてもらおう。
http://plaza.rakuten.co.jp/accesshanjoe/
書肆アクセスだけで100冊。初刷部数の1割にあたる。この勢いで1日も早く印刷代を全額支払い、2刷を目指したいところ。

午後から写真の仕事で姫路へ。企画展の記録撮影。1時間半で36枚撮カラーネガフィルム4本回す。
夕方神戸に戻り、「文字力100」販売用10冊、ギャラリー島田に届ける。蝙蝠しゃちょーは不在で、鶯嬢に預かってもらう。今日は「男達の神話」(福島清著、みずのわ出版刊、3675円、ISBN4-944173-37-7)が1冊売れた、と。こちらは予想していたことだが、かなり苦戦している。でも数の多寡だけで語られるものなど、たかが知れている。僅かであろうとも、それは確たる歩みだと信じる。

と、ここまで書いて思い出した。新宿の模索舎に納品するのをすっかり忘れていた。Wさん、すみません。明日お電話いたします。