小倉恐るべし。

mizunowa2007-04-09

【写真】
小倉・田舎庵の鰻丼。
3年ほど前に戴いたここの鰻茶漬(瓶詰)が絶品だった。ずっと気にかかっていたのだがなかなか行く機会が得られず、この度初めてお店に入った次第。いやー、感動もんでした。


【3日】
午前8時新門司港着。小倉に出て午前と午後の2件、夏と秋の出版企画について打ち合わせをする。今年は後半勝負、だな。

新幹線の停まる駅で、駅の真っ正面にキャバレーがあるのは日本広しといえども恐らくここだけだらう。午後の打ち合わせまで時間が余ったので同行の戌画伯と駅の廻りを徘徊する。在来線の高架沿い、ストリップ小屋の隣には薔薇族専門映画館。「君と僕の情報発信基地 男が求める究極の美学ここにあり」。新幹線のホームから見下ろす位置にこれがある。饐えたにほひのする路地に入ると安いラーメン屋から立ち呑みからあるわあるわ……小倉恐るべし。夕方から運転ゆえ呑めないのが残念。

周防大島へと、夜の山陽道をコロがす。
サービスエリアの土産物コーナーに山口県限定銘菓「誕生 晋ちゃんまんじゅう」なるものが積まれている。「美しい国日本!」「平和な国日本!」のキャッチコピーに鳩と日の丸、悪の殿堂国会議事堂、これらをバックにあのバカ面がでかでかと載っている。裏側には山口県出身の歴代首相一覧、ご丁寧に安部・岸一族の家系図まで載っている。醜悪の極みぢゃ。