ご案内……宮本常一写真講座、沖縄学習会、海文堂トークショー

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第1回 宮本常一写真講座「宮本常一の写真に見る瀬戸内海西部の島々の暮らし」


民俗学者宮本常一の出身地、山口県周防大島町教育委員会との共催で、来る11月3日(土)に東和総合センターで「第1回 宮本常一写真講座」を開催することになりました。宮本の資料を収蔵する周防大島文化交流センターの活動の一環であり、「宮本学」の講座として来年度以降、年に2、3回程度開催の予定です。「宮本常一写真図録 第1集」(周防大島文化交流センター編著、森本孝監修、小社刊)と同センターの企画展示をテクストに、「宮本の写真と、そこに写し込まれた民衆へのまなざしを読み解いていくための補助線を引く」という一点に絞って体系性を持たせていきます。お近くの方はぜひご参加ください。


開催日時   平成19年11月3日(土・祝) 午後2時〜4時
会  場   東和総合センターふるさと研修室 山口県大島郡周防大島町大字平野269-44
       (バス停周防平野下車・周防大島文化交流センター東隣)
募集人数   60名(先着順)
講  師   印南敏秀 (愛知大学教授)
       豊田渉  (松山市中島総合文化センター)
主  催   周防大島町教育委員会みずのわ出版宮本常一写真図録版元)共催
申込方法   周防大島文化交流センターへ電話・FAX・e‐mailにてお申し込みください。
       ■電話・FAX番号  0820-78-2514(9:30〜18:00)
       ■mail-address syakai@town.suo-oshima.lg.jp
参 加 費   1000円
持 参 品   筆記用具等・宮本常一写真図録第1集(テキストとして使用)
       ※写真図録をお持ちでない方は当日会場で販売いたしますのでご利用ください。(1890円)


お問い合わせ・参加申込は
周防大島文化交流センター    〒742-2512 山口県大島郡周防大島町大字平野417-11
?&fax 0820-78-2514  mail:syakai@town.suo-oshima.lg.jp
9:30〜18:00(入館受付は17:30まで) 定休日:毎週水曜日(ただし祝日の場合は翌日)・年末年始



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沖縄とともに基地撤去をめざす関西連絡会連続学習会


在日米軍の再編が、日米両政府の密室協議のなかですすめられています。また、沖縄返還をめぐる「密約」訴訟で、東京地裁の3月27日の判決は、密約の有無については判断せず、元毎日新聞記者、西山太吉氏が国に対して求めた賠償と謝罪請求を棄却しました。なぜ国は国民に説明責任を果たそうとしないのか、そしてそのような姿勢が現在にいたる日米同盟とどのように関係しているのか。その疑惑の根底に迫る!


【その1】
演題 沖縄・基地ジャーナリズムの立ち位置
日時 2007年11月10日(土)午後6時20分開場〜
会場 エル・おおさか(大阪府立労働センター)
   〒540-0031 大阪市中央区北浜東3-14 Tel06-6942-0001 京阪・地下鉄谷町線天満橋下車徒歩5分

講師 松元剛さん
1965年那覇市生まれ。89年琉球新報社入社後、米軍基地問題を長期にわたり取材。編集委員などをへて、現在整理部副部長。02年の連載企画「軍事基地と住民」で新聞労連ジャーナリスト大賞、04年の日米地位協定改定キャンペーン報道で、日本ジャーナリスト会議JCJ)賞大賞、石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞など受賞。最近、基地取材の軌跡と抱える課題をまとめ「ジャーナリズムのいま」(共著、みずのわ出版)として発表した。


【その2】
演題 沖縄・「密約問題」がいま問いかけるもの
日時 2007年12月22日(土)午後1時30分開場〜
会場 エル・おおさか(大阪府立労働センター)
   〒540-0031 大阪市中央区北浜東3-14 Tel06-6942-0001 京阪・地下鉄谷町線天満橋下車徒歩5分

講師 西山太吉さん
1931年山口県生まれ。毎日新聞社に入社。経済部を経て、政治部記者として首相官邸自民党、外務省などを担当。72年、沖縄の施政権返還にからむ密約取材をめぐり、国家公務員法違反容疑で外務省の女性事務官に続いて逮捕された。一審で無罪(事務官は有罪、控訴せず確定)となったものの、二審で逆転有罪、78年、最高裁で確定(懲役4月、執行猶予1年)した。一審判決後に退社し、北九州市の西山青果株式会社に勤務、91年、退職。「密約」を裏づける米公文書などの報道が相次ぐ中、2005年、謝罪と損害賠償を国に求めて提訴したが、07年3月、東京地裁は請求棄却の判決を下した。著書に『情報は誰のものか』(共著、岩波ブックレット、03年)『沖縄密約―「情報犯罪」と日米同盟』(岩波新書、07年)がある。



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トークショー「本と女の子の本音?」


本の世界を「女の子」のキーワードで変えた近代ナリコ神田神保町の良心・畠中理恵子が、読書、出版そして書肆アクセス閉店までを本音で語り合います!


[語り手]
畠中理恵子 1963年神奈川県生。94年より書肆アクセス店長。共著に『神保町「書肆アクセス」半畳日記』。
近代ナリコ 1970年神奈川県生。『modern juice』編集発行人。著書に『本と女の子』『インテリア・オブ・ミー』他。
進行=林哲夫


日時 2007年12月8日(土)午後3〜5時
場所 海文堂書店 2階 Sea Space
   〒650-0022 神戸市中央区元町3-5-10 Tel078-331-6501
入場料 500円