クヂラを食ふべし。

mizunowa2014-04-06

Facebook自社ぺいじ、より。捕鯨禁止論者よ、頭冷やして、宮本常一を一から読みなはれ。


昨夜の呑み会のアテ。コイワシ(カタクチイワシ)とクヂラの刺身。後方は露出オーバーでわかりにくいけど、ウチの畑の新玉葱。
捕鯨は誇り高き日本の文化だ。「寄鯨」を指して、「クヂラ一頭で七浦潤う」といふ言葉もある。先達は、海の恵みに感謝しつつ、クヂラの皮から骨から内臓から、文字通り隅から隅まで無駄にせず活用してきた。脂だけとるだけとって残りはまるまる海にホカしてきてた西欧とは、文化の厚みがまるで違ふ。戦後の植民地化の所為で捕鯨を否定する日本人も少なからず存在する昨今にあって、常に他者の生命を奪わなければ(肉食魚食だけではない。野菜果物も含めての話)自身の生命を維持することのできない人間の「業」について、いま一度、謙虚に考え直す必要を思ふ。
とりあへずワシは、可能な限り、クヂラを食ひ続ける。