周防大島・猫庵便り vol.31 より。

mizunowa2015-11-12

周防大島・猫庵便り vol.31 より。


各位


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今年7月に作成した小社刊行案内(添付画像)につきまして。名簿登録している全ての皆様へのDM発送を考えたのですが、経費的に厳しく、見送ることにしました。ご希望の方には無料で頒布しますので、メエルでご一報ください。A5判中綴32頁。一寸珍しい、ほぼ全頁書評による刊行案内です。巻頭4頁に拙文「梓会出版文化賞第30回記念特別賞を受賞して」(地方小出版流通センター・新刊通信「アクセス」2015年3月号より転載)を掲載しています。


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今年の早生みかんは隣接放棄畑から飛来した病害とイノシシ被害により大幅な減収となり、早期予約分しか賄うことができませんでした。そのため、販売のご案内を差し控えさせていただきました。
中生・晩生みかんは順調に生育しております。12月に入ってから収穫・販売を開始する予定です。肥料・消毒経費の高騰とイノシシ対策費等の負担増により、若干の値上げを検討しております。ご了承願います。時期になりましたら、改めてご案内差し上げます。


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「はっぴーあいらんど祝島通信 Vol.1」11月20日頃出来!

2009年10月から2011年9月まで、千葉県のコミュニティーFMで毎週火曜日のお昼に放送された『はっぴーあいらんど祝島通信』が本になります。
「こんにちは。優子☆です」という声で始まるこの番組は、瀬戸内に浮かぶハートの形の島「祝島」の四季折々の話題や、当時、首都圏のメディアでは全く流れなかった山口県の上関原発計画についての最新の出来事を毎回ラジオで伝えていました。
2年間(全100回)のラジオ放送が4巻の本として出版されます。Vol.1には、1回目から25回目の放送が収録されています。
全4巻を来年の神舞の頃までに刊行の予定(vol.2=3月、vol.3=5月、vol.4=8月)。(できれば全巻の)ご予約、よろしくお願いします。本が出来次第お送りします。

はっぴーあいらんど祝島通信 Vol.1
語り 優子☆
写真 國弘秀人
装幀 林哲夫
発行 みずのわ出版
印刷・製本 (株)山田写真製版所
プリンティングディレクション 高智之((株)山田写真製版所)
本体1500円+税 ISBN978-4-86426-041-1 C0395

目次
第1話 「祝島ホームページ」との出逢い
第2話 祝島の紹介&田名埠頭での阻止活動
第3話 松田正平『周防灘』&上関原発
第4話 わたしの海&自然の権利訴訟(ゲスト:高島美登里さん)
第5話 シーカヤック体験&虹のカヤック隊(ゲスト:原康司さん)
第6話 祝島からの伝言&田ノ浦での阻止活動(ゲスト:山戸孝さん)
第7話 神舞(1)
第8話 神舞(2)
第9話 練塀
第10話 氏本農園(ゲスト:氏本長一さん&子豚ちゃん)
第11話 上関原発建設予定地での阻止活動参加と支援のお願い
第12話 祝島不老長寿マラソン大会(ゲスト:國弘秀人さん)
第13話 団結小屋の餅まき&原子炉設置許可申請
第14話 万葉の島・旅人との出会い
第15話 祝島シーグラス
第16話 不老長寿の実・こっこー&徐福伝説
第17話 祝島からの便り&現地支援のお礼
第18話 祝島ひじき
第19話 松田正平展&現地での訴訟の行方
第20話 映画『祝の島』制作中(ゲスト:纐纈あやさん)
第21話 上関町の自然を守るシンポジウム&上関町議選
第22話 祝島・春のイベント&祝島ネット21
第23話 懐かしい風景&電力会社のチラシ
第24話 祝島の石豆腐
第25話 祝島・小さな島の大きな問題

【語り】
優子☆(ゆうこ)
本名:國弘優子。1961年12月、島根県生まれ。1歳の時から山口県岩国市で育ち、室ノ木幼稚園、麻里布小学校に通う。小さい頃から想像力が豊かで、駆け回って遊ぶ一方、読書も大好きだった。10歳の時、熊毛郡田布施町に転居。麻郷小学校、田布施中学校、熊毛南高校を経て、地元の信用金庫に就職。海が大好きで、夏は毎年真っ黒に日焼けしていた。1985年から26年間、千葉県に住む。食べるのが好き、ゆえに料理が好きで調理師免許を取得。想像=創造。思いついたものを創り、形になっていくのが好き。愛読書は「少女パレアナ」。好きな言葉は「信じる」。2012年、地元に帰り、4月から祝島で「民宿くにひろ」のおかみさんになる。

【写真】
國弘秀人(くにひろ・ひでと)
1962年3月、山口県熊毛郡上関町祝島生まれ。祝島小学校、祝島中学校を経て、熊毛南高校へ進学。高校1年生のとき、優子☆と偶然同じクラスだった。愛媛大学工学部を卒業後、神奈川県の情報機器メーカーに就職。趣味で日本各地を旅行したり、山登りをしたり、国内外のマラソン大会にも多く参加した。1997年に「祝島ホ−ムページ」を開設したのがきっかけとなり、2000年に祝島にUターン。その後、ハッピーアイランド企画を設立し、パソコンサポートの仕事をする。島おこしボランティア団体「祝島ネット21」の事務局長を務め、2001年から「祝島不老長寿マラソン」の実行委員長を10年間続ける。2007年に「STOP!上関原発!」のWebサイトを開設。2010年より上関まちづくり新聞「わいわいタイムス」を毎月1回発行している。2012年に優子☆と結婚し、両親が経営していた「民宿くにひろ」を継いで、夫婦で経営中。


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代表 柳原一徳