賄い。ゴーヤチャンプルー2連チャン。

mizunowa2006-07-26

この週はほぼ連日午前仕事場、午後遅めに印刷所、という段取り。盆前2冊(1冊は売り物、もう1冊は私家本)同時進行ゆえ。
2日連チャンでお昼にゴーヤチャンプルーを作る。本が売れないご時世、忙しくともなるべく外食を避け賄いに徹する。何よりの経費節減だ。
ゴーヤとポーク缶それぞれ2分の1ずつにタマゴ2個、胡麻油、醤油、黒胡椒少々。ポーク缶は、私の好みではスパムよりもチューリップ。なかでもチャンプルーポーク(丸い缶)がオススメ。大阪は大正の市場で安く売っている。ゴーヤは中まで火を通しながらも、少しシャリシャリするくらい、ときタマゴも半熟がよい。市販の出汁とか「もと」の類は一切不要。家庭料理ゆえ人によってかなりレシピが異なる。ひとつの家庭の味噌汁の味を変えることは革命を起こすより難しい。確か花森安治の言葉だったと思うが、ゴーヤチャンプルーも然り、と思う。

さてメシぢゃメシぢゃと卓についたところで電話が鳴る。本の注文だったら嬉しいのに、ノンバンクからの営業電話。月末は特に多い。いつもなら色々難癖つけておちょくってやるのだが、昼メシお預けにして遊んでやるほど私は聖人君子ではない。すると何時頃かけ直せばよいかと訊いてくる。ワシは腹が減っとんぢゃと云うて無下に電話を切ってやった。