取り急ぎ、出版記念展とライブのおしらせ……のみにて。

mizunowa2006-08-23

昨日朝、周防大島から神戸に戻ってきた。まだ時差ボケが残っている。
沖家室開島400年、島のお盆等々は後日改めて記すこととして、ほんぢつは取り急ぎのイベント告知2件にて。。


「男達の神話」出版記念 福島清展
■2006年8月18日(金)〜26日(土)
11〜19時(会期中無休)
■会場:ギャラリー縄(しょう)
〒542-0081 大阪市中央区南船場2-10-30 豊城ビル1F
TEL:06-6245-7117 FAX:06-6245-7118
URL http://www17.ocn.ne.jp/~g-syo/
賛助出品 金重有邦、鎌田幸二、久岡冬彦
特別展示 石黒宗麿、金重素山、西岡小十


以下、8月23日付みずのわBCC放送、からのコピペ。

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ライブツアー「おんな唄つづら折り」
以下の日程で開催されます。お近くの方はぜひお運びくださいませ。

●8月25日(金)東京・門仲天井ホール
 18:30 open   19:00 start ゲスト:寿[kotobuki]

●8月26日(土)東京・門仲天井ホール
 18:30 open   19:00 start ゲスト:中山千夏

●8月27日(日)名古屋・Art & Music Space 源
 18:30 open   19:00 start 

●8月28日(月)京都・拾得
 18:00 open  19:00 start ゲスト:ふちがみとふなと

● 8月29日(火)大阪・Rain Dogs
 18:00 open  19:00 start ゲスト:おーまきちまき

●8月30日(水)広島・ムシカ
 18:00 open  19:00 start

●出演 大熊ワタル・Halma Gen・パギやん     
●チケット代、会場住所は本メエル末尾参照


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以下、ナニワの歌う巨人、パギやんこと趙博さんからのメエル、です。
ライブツアーの趣旨など記されています。ご一読くださいませ。


残暑お見舞い申し上げます。
BBCにて失礼いたします。
本来ならば、お一人お一人にお便りすべきところ…
不躾の段、平にお許しください。

8月14日、私は「平和の灯を、ヤスクニノ闇へ・キャンドル集会」に参加し、多くの仲間と共に歌いました。特に、金 学順さんの支援コンサートを韓国内で200回開催し、201回目を大阪で、202回目を東京で行った洪 淳官(ホン・スングァン)との再会は、この上ない喜びでした。子ども達と一緒に歌う彼の姿に、私は「在日する」己の不甲斐なさを恥じた次第です。台湾の原住民(原住民という言葉の方が、台湾では適切なのだそうです)音楽グループ『飛魚雲豹音楽工団』の演奏は圧巻でした。記録映画も近日公開されるそうです。

そして小泉は、8月15日に靖国に参拝しました。加えて、25万人もの「心優しき」人々が、<慰霊・追悼>のために靖国で祈ったといいます。15年戦争は侵略ではなかった、講義する中国・韓国がおかしい、誇りうる日本及び日本人、アイコクシン … 日本全土が、そう唱和しているように私には聞こえました。

さて、2年前「おんな唄」を歌うに当たって、私は「戦争は男の論理、今こそ命をはぐくむ母性を」「おんな唄で男である己の<男性性>を抉る」と考えました。
今、深く自己批判しております。何のことはない、テメェが「男」であることと己の暴力性を、「優しい女」に頼ることで糊塗してただけじゃないか−−全く以てご都合主義的な浅はかさでした。「母性」に拝跪したことは、差別意識の裏返しでしかありませんでした。

女たちの、意識的な、あるいは無意識的な<解放要求>をすくいあげることで、戦時体制は、女達を<銃後の女>にしたてあげた。これは逆に言えば、<銃後の女>になることによってしか、自らの解放要求を満たせないほど、日本の女たちは閉ざされていた、ということでもある。(加納美紀代『女たちの<銃後>』
P.85)

「兵隊さんは命がけ、銃後の守りはたすき掛け」と男たちを前線へ送り出した軍国の「母性」…男たちは「突撃一番」を着装してオンナを、銃剣でアジアを陵辱した−−小泉、ならびに、小泉的人間は「それは侵略でではない」と言います。

   欲しがりません 勝つまでは
   贅沢は敵だ
   貯金で示せ 銃後の守り    

今回のツアーでは、「銃後」に思いを馳せ、歌います。
宣伝が十分でなく、私の非力故に、各会場とも「全く」といっていいほどご予約をいただいておりません。どうか趣旨をお含みいただきまして、一人でも多くの方々にお越しいただきますよう、本メールでお願いする次第です。
赤い「チラシ」には、「当日 \3,500」となっておりますが、現段階で前売りも当日もヘッタクレもございません … 前売り・当日の区別なく\3,000にさせていただきます。マスコミ関係者の方々、できましたら告知記事だけでも載せていただけないでしょうか?
皆様に窮状を訴えつつ、重ね重ね、よろしくお願い申し上げます。
              2006年8月22日   趙 博   拝。


●●● 2006年「おんな唄つづら折り」構成 ●●●

1  紀元二千六百年
2  蒙古放浪の歌
3  ほしがりません、勝つまでは
4  涙に濡れる豆満江
5  大きくなったら兵隊さん
6  命捧げて
7  春婦の哀歌
8  荒鷲慕いて
9  女工
10 勝ち抜く 僕ら小国民
11 祖国と女達
12 星の流れに
13 一本の鉛筆
14 戦争を知らない子どもたち'84
15 亡霊達の行進

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8月25日(金)東京・門仲天井ホール
18:30 open   19:00 start
http://www5f.biglobe.ne.jp/~monten/
■ゲスト:寿[kotobuki]

8月26日(土)東京・門仲天井ホール
18:30 open   19:00 start
■ゲスト:中山千夏

8月27日(日)名古屋・Art & Music Space 源
18:30 open   19:00 start
http://live-gen.musical.to/

8月28日(月)京都・拾得
18:00 open  19:00 start
http://www2.odn.ne.jp/jittoku/
■ゲスト:ふちがみとふなと

8月29日(火)大阪・Rain Dogs
18:00 open  19:00 start
http://www.raindogs-web.com/toppage.html
■ゲスト:おーまきちまき

8月30日(水)広島・ムシカ
18:00 open  19:00 start
広島市西区蟹屋 2-2-11 tel 082-506-2255