実質的には倒産?

mizunowa2008-03-14

【写真】
「瓦版なまず集成」の版下約300頁分。先週末缶詰で仕上げた。西明石変態クラブH君のご助力の賜物、である。


【確定深刻】
〆切間際、確定申告の書類作成からいまだ解放されず。とはいえ、「なまず」が片付いた御蔭で、やっとこさ机に向かえる余裕ができた次第。昨年の実績……書籍の売上3割減、自費出版の売上ゼロ、売上全体で前年比ほぼ半減。「最低最悪の2005年」より状態が悪い。2006年末に病気したのがまる1年響いたな(それに至る経緯については、ぐつぐつ煮えさうだからここではふれない)。
みずのわ出版は実質的には倒産している」と云った知人がいたけど、なっかなか云い得て妙、だ。それでも「ともかく、しのいで生きてくれ」と云われたりする。確かに、しのぐほかない。それは、震災後この街にあってずーっと想いつづけてきたこととも通ずる。
しかしまあ版元も書店も、最後の最後は大手しか残らんのだらうねえ。ぢつにつまらないことだけれども、現代イルボンは間違いなく、そちらに向って舵を切ってしまったのだ。悲憤慷慨したところで、版元のオッサンは何もできん。大きなことはできませんが小さなこともできません。これに尽きる。