神戸の古本力―林哲夫『文字力100』発刊記念トークショー

朝5時半六甲アイランド入港のスターダイヤモンドで神戸帰着。
沖家室開島400年記念の出版物2点。写真の選定作業等々やってみると結構大変で、2日で終わらせるつもりが実質4日かかった。詳細は後日。


本日は、「文字力100」発刊記念トークショー。詳細は以下のたうり、です。


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神戸の古本力―林哲夫『文字力100』発刊記念トークショー
2006年7月17日(月・祝・海の日) 14:00〜16:00
海文堂書店2F <Sea Space>
トークショーの後、『文字力100』『関西古本探検』サイン会
*終了後、元町の居酒屋で出版祝い開催
*会費 トークショー:無料/出版祝い:割り勘


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「文字力」というテーマを思いついたのは、京都・山崎書店でささやかな装幀展を開催したときのこと。自作だけの展示では面白くない、好きな本も並べてみよう、そしてできるだけ文字が主役になっているような意匠に絞ってみよう、そういう主旨である。これが予想以上に好評だったので、そのコレクションをベースとして新たに選び直したのが『文字力100』に収めた100冊である。
それら100冊のうち99冊は古本として購入した。『文字力100』はいわば古本カタログなのである。だから「文字力」とは、言い換えれば「古本力」ということになる。
かつて筆者は十年ほど神戸に住んでいた。そのころに買った本もいくつか選んでいるけれども、神戸を離れてすでに十年以上になる今日では、神戸の古本力がいったいどれくらいのものなのか、ほとんど見当がつかない。
そこでこの機会に、高橋輝次氏、北村知之氏という関西の古本屋に精通している新旧の古本猛者二人を招き、ただいま現在の神戸および阪神間の古本事情を語ってもらおう、そう思うのである。むろん、ご自慢の収穫も披露してもらうつもりである。
神戸の古本力、いかばかりや?
言い出しっぺの私自身、そのトークショーをワクワクしながら待っている。文字力、古本力に興味のあるみなさん、ぜひご参加ください。
林哲夫


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トークショーの喋り手

林 哲夫(はやし・てつお)
1955年香川県生まれ。画家。書物雑誌『sumus』編集人。1985〜95年神戸市に在住。著書に『喫茶店の時代』(編集工房ノア)、『歸らざる風景』(みずのわ出版)他。

高橋輝次(たかはし・てるつぐ)
1946年伊勢市生まれ、神戸で育つ。協和銀行を経て創元社に入社。現在、フリー編集者。著書に『関西古本探検』(右文書院)、『古本が古本を呼ぶ』(青弓社)他多数。

北村知之(きたむら・ともゆき)
1980年神戸生まれ、神戸在住。書店アルバイト。メルマガ「早稲田古本村通信」に「チンキタ本バカ道中記」連載中。ブログ「エエジャナイカhttp://d.hatena.ne.jp/akaheru/