9月のイベントのお知らせ、それから……。

mizunowa2007-07-28

一寸気が早いが、9月のイベントのお知らせ。

はるまきちまき+パギやん
新譜CD・発売記念+ソングブック・出版【再】記念 ジョイントライヴ

9月23日(日)14:30 open/15:00 start
■ところ:海文堂書店 2F〈Sea Space〉
     神戸市中央区元町通3-5-10 tel 078(331)6501 http://www.kaibundo.co.jp/
■木戸銭:1,000円


9月24日(月)18:30 open/19:00 start
■ところ:クロスロード・カフェ
     伊丹市中央3-2-4 tel 072-777-1369 http://hccweb1.bai.ne.jp/crossroad/
■チャージ:2,500円 (one drink)

以下、けふ送信したみずのわBCC放送より。「8・1」が近づいてきたこともあり、私がずーっと抱いている違和感にかかわる記述を、ここに貼り付けておく。

みなさま ゑ

みずのわBCC放送、です。

宮本常一生誕100年」(8月1日がおたんぜう日)ということで、世間が喧しくなっております(「世間」というほどたいそうなものか、はさておき)。元々イベント、お祭りの類は好きな方なのですが、何ぞ「節目」にかこつけて殊更に大騒ぎするのは、実はあまり好まないのです。一過性のお祭り騒ぎは、結局のところ何ひとつとしてろくなモノを残しません。行政の主導による「震災五年」の節目を以てひととおり幕が引かれてしまった〈阪神・淡路大震災〉も然りです。

何だか、宮本宮本とお題目さえ唱えていれば、どんなスカタンやっとろうが褒められる。「生誕100年」が喧伝されるなかで、そんな風潮が強まっているやうに思えてならないのです。イキナリ自社ものの宣伝で恐縮ですが、「夢・葬送――浪花の唄う巨人・パギやんSong Book」(趙博著/太田順一写真)の「怒」の章トビラに掲載した、「在日」民族主義者に対するアンチテーゼを紹介します。「民族、民族と、大声で・大文字で宣う輩ほど、民族を知らず、民衆文化を意図的に曲解して、伝統を捏造する」(パギやん)

とはいえ、世間にアピールするうえでは「節目のイベント」も必要とは思います。節度をもったうえで、という前提が不可欠ではありますが……。いずれにせよ、火事場泥棒的なみっともないことをしてはいけない、それに尽きます。打ち上げ花火ではなく蚊取り線香、それを仕事(=事に仕える)と呼ぶのだと、私はそう思います。