やらねばならぬ。

mizunowa2009-01-30

【写真図録】

宮本常一写真図録第2集――日本人の暮らし 昭和37〜39年」(周防大島文化交流センター・東京写真月間実行委員会[(社)日本写真協会東京都写真美術館]編著、森本孝・高橋延明監修)の本文最終ゲラが出た。午後から2時間くらいかけて2校ゲラとの照合をすませ、翌日午前着ねこ便で執筆者宛に発送する。この週末最終校正、2月3日校了、10日出来、の予定。その合間に別の仕事の割り込みもある。身体が3つくらいほしい。

宮本常一写真図録第2集、の詳細
http://www.mizunowa.com/book/book-shousai/zuroku2.html

■第2回宮本常一写真講座、の詳細
http://www.mizunowa.com/book/book-shousai/b-photo4/miyamoto-chirasi1.pdf



【祥月命日】
けふ1月30日は宮本常一先生の祥月命日、である。毎年この日には大島で水仙忌といふ「偲ぶ会」が営まれるんだが、いまは図録の編集でテンパっている。大島に帰っとるやうなヒマはない。
滅茶苦茶忙しいのは事実。……だが、私にはそれ以前の問題がある。郷土大学周辺の人々の「周防大島文化交流センター・木村哲也学芸員(当時)の起こした不祥事」(2006年12月発覚)への対応にいまだ納得しとらへんといふ大問題、また、「宮本生誕100年」のカラ騒ぎに辟易してしまったこともあり(事態はそれどころぢゃない、といふこと。「宮本常一写真図録第2集」収録の岡元博氏のコラム「宮本常一の写真にふれて」を読めばわかって戴けると思ふ。本が出たら買うてネ)。それやこれや思ふところありて、大島での郷土大學とか水仙忌には金輪際顔を出すまいと肚を決めた。兎に角、私の依って立つ〈場〉において、いまやらねばならぬことをやる。それが、表現に携わるプロとしての責任だ。


以下、昨年1月31日付blogより。

本業副業とも超多忙といふこともあって今年(2008年)は大島での水仙忌には行かなかった……いや、それ以前に、金輪際水仙忌には行かんと肚を決めた。郷土大学周辺の人々の木村元学芸員問題への対応に納得しとらへんといふ大問題もあり、また、「宮本生誕100年」と称した昨年のカラ騒ぎに辟易してしまったこともあり。そんなことより、仕事しいは仕事してなんぼぢゃ。
ほな、何で去年(2006年)は水仙忌に出たんか。「優秀な学芸員様」をクビにする方向に持っていったといふことで複数のMさんと私がとんでもない極悪人にされているらしく、彼がクビになったことについて不満を持つ人は多いと聞いたわけで、ほな誰ぞ文句云うてきたら返り討ちにしてくれようと考えた次第。それに、あれでワシが行かへんかったら欠席裁判やんか。結果だけ云へば、誰も表立って文句は云うてこんかった。つまらんッ
事件をネット新聞「ジャーナリスト・ネット」2007年1月8日付に書いたとき、削除せえと云うてきた者は約2名いたけれども(もちろん突っぱねた)。


周防大島文化交流センターの木村元学芸員による盗作問題については、小社サイト内コラムのコーナー参照
宮本常一叩き売り」批判 http://www.mizunowa.com/column/j_mondai.html
*上記の文章は2007年1月8日付ネット新聞「ジャーナリスト・ネット」に書いたもので、周防大島文化交流センターからの資料無断持ち出し問題については伏せている。
*資料無断持ち出し問題について私が明らかにしたのは、2007年7月以降、である。
http://d.hatena.ne.jp/mizunowa/20070726
http://d.hatena.ne.jp/mizunowa/20070808 ……など参照。