明日は我が身。

mizunowa2010-01-08

【画像】
信州・坂北村の地酒「山清」(さんせい)。アテは秋刀魚の刺身。街暮しでも出刃包丁は必須、である。昨年暮れに撮影。


【明日は我が身】
けふ、同業者廃業の報せが入った。明日は我が身。大の虫も小の虫も、具合悪いとこばっかし。就中、地方小出版はゆるゆると壊滅に向ってゐる。
とはいへ、いまツブれるわけにはいかんから、やれるだけのことはやらなアカン。出版業界に日が差すことなど二度とないだらうといふ絶望的状況、それをわかりきったうえで。


【写真で語る瀬戸内の島々】

以下、ご案内。

『島―瀬戸内海をあるく 第1集 1999-2002』刊行記念
斎藤潤さん トーク&サイン会「写真で語る瀬戸内の島々」


2000年2月刊の季刊『しま』180号から11年続く好評連載「瀬戸内海の今を歩く」の、1999〜2002年取材分12篇(『しま』180〜194掲載)を収録した『島―瀬戸内海をあるく 第1集 1999-2002』の刊行を記念して、日本離島センターの『SHIMADAS』、季刊『しま』編集長・三木剛志さんをナビゲーターに、斎藤潤さんのトーク&サイン会を開催します。変わりゆく瀬戸内の島の暮しを記録した写真を映写しながらトークを進めて戴きます(瀬戸内海以外の島の写真もあわせて映写いたします)。ぜひご参加ください。


開催日時 2010年2月13日(土)15:00〜17:00(開場14:45)
開催場所 東京堂書店神田本店 6階
  東京都千代田区神田神保町1-17(地下鉄神保町下車徒歩3分。すずらん通り)
参加方法 要予約。参加費500円


*電話または、メール(tokyodosyoten@nifty.com)にて、件名「斎藤潤さんイベント希望」・お名前・電話番号・参加人数、をお知らせ下さい。
*開催前日(2月12日)以降は、東京堂書店(電話03-3291-5181)まで、お電話にてお問合せください。



[著者]斎藤潤(さいとう・じゅん)
昭和29年岩手県盛岡市生まれ。島、旅、食、船、自然、環境、産業史、農林水産業をテーマに執筆をしているフリーライター。季刊「しま」(日本離島センター)の他に、「コーラルウェイ」(JTA)、「サライ」(小学館)、「ノジュール」(JTBパブリッシング)、「島へ。」(海風舎)、「中国新聞」などに執筆。著書は、「しま」連載をまとめた最新刊の『島―瀬戸内海をあるく 第1集 1999-2002』(みずのわ出版)、『日本《島旅》紀行』『沖縄・奄美《島旅》紀行』『旬の魚を食べ歩く』『東京の島』『トカラ列島』(以上、光文社新書)。共著に『沖縄いろいろ辞典』(新潮社)、『島・日本編』(講談社)などがある。平成22年1月には屋久島・トカラ・奄美の紀行文『島で空をみていた(仮)』(アメーバブックス新社)を発刊予定。


『島―瀬戸内海をあるく 第1集 1999-2002』の詳細
 → http://www.mizunowa.com/book/book-shousai/shima-setouchi.html