お知らせ「島―瀬戸内海をあるく第3集」4月出来予定。

mizunowa2014-02-10


雨風時々雪で畑に出られず。やりさしの作業が気にかかるのだが、お天道様には逆らえない。おっちゃん球団新年会の会計処理、その他雑用で午前がツブれる。時間ばかりが徒に過ぎる。仕事が進まん。気を取り直して午後から机に向かふ。住井すゑの「橋のない川」を読みたいから出しとくれとカミさんに云はれたのを思い出し、書棚を捜索すると「牛久沼のほとり」(暮しの手帖社)が出てきた。ひと昔ふた昔前の本はおしなべてよく出来てゐる。昨今の紙屑同然の売れ筋本とは次元が違ふ。つい読んでしまふ。仕事にならん。



「島―瀬戸内海をあるく第3集 2007-2008」(斎藤潤著)の作業、先週末より再開。当初予定より2年半遅れ、4月中旬出来予定。


島―瀬戸内海をあるく第3集 2007-2008
斎藤潤 著
全国離島振興協議会・公益財団法人日本離島センター 監修
4月中旬出来予定 A5判上製256頁前後 予価 本体3500円+税
ISBN978-4-86426-009-1 C0395

[目次]
2007年
第23景 手島・小手島 知られざる塩飽のテシマの現状と課題
第24景 青島 辿りつけない島で、医療の理想型について考える
第25景 沼島 「沼島の春」、その後―一四年経った沼島の現状
第26景 六口島・松島 観光と漁業で踏みとどまる島と風前の灯の島

2008年
第27景 岩城島・赤穂根島 島の農業をめぐる様々な試み
第28景 馬島・佐合島 自治体をまたいだ航路合併とその後の現状を探る
第29景 与島・小与島・岩黒島・櫃石島 本州と四国を繋ぐ橋脚にされた島々の二〇年
第30景 岡村島・大下島・小大下島 遠く離れた都市に呑みこまれた小さな島々

[著者]
斎藤潤(さいとう・じゅん)
1954年岩手県盛岡市生まれ。島、旅、食、船、自然、環境、産業史、農林水産業をテーマに執筆をしているフリーライター。季刊「しま」(日本離島センター)の他に、「コーラルウェイ」(JTA)、「サライ」(小学館)、「ノジュール」(JTBパブリッシング)、「島へ。」(海風舎)、「中国新聞」などに執筆。著書に、「しま」連載をまとめた『島―瀬戸内海をあるく 第1集 1999-2002』『同 第2集 2003-2006』(みずのわ出版)、『日本《島旅》紀行』『沖縄・奄美《島旅》紀行』『旬の魚を食べ歩く』『東京の島』『トカラ列島』(以上、光文社新書)、『島で空を見ていた――屋久島・トカラ・奄美加計呂麻島の旅』(アメーバブックス新社)。共著に『沖縄いろいろ辞典』(新潮社)、『島・日本編』(講談社)などがある。


「島―瀬戸内海をあるく」既刊
第1集 1999-2002 http://www.mizunowa.com/book/book-shousai/shima-setouchi.html
第2集 2003-2006 http://www.mizunowa.com/book/book-shousai/shima-setouchi2.html