日本の憲法は、一字一句とて変えてはならぬ。

mizunowa2012-12-17

フェイスブック自社ペイジ、より。


3年前に刊行した「手紙が語る戦争」を読み返す。
10数年後、ウチの殿下に醤油一升瓶イッキ呑みささなアカンといふ事態が来ないことを念じて。日本の憲法は、一字一句とて変えてはならぬ。


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手紙が語る戦争
女性の日記から学ぶ会編/島利栄子監修/みずのわ出版
2009年6月初旬刊 A5判並製271頁 本体2300円+税
ISBN978-4-944173-68-6 C0036
装幀 林哲夫
ジャケット写真 疎開先の子どもから家族に宛てた書簡(提供=松井和子/撮影=柳原一徳


死を覚悟した兵士の最後の手紙、戦地と女学生をつないだ慰問文、手紙に込めた妻の思い、軍需工場で交わした恋文、父母恋し学童疎開先からの手紙――。「女性の日記から学ぶ会」の活動のなかで寄せられた戦時下の書簡、日記を読み解き、時代の波に呑まれながらも真摯に生きぬいた庶民の実像に迫る。


[目次]
戦時下の手紙を読み解く  島利栄子

第1章 家族のきずな
戦地の父から息子へ  松本喜美子
父母恋し、疎開先からの書簡  松井和子
軍需工場で育んだ青春  宮原正幸
戦地へ書き送った妻の思い  片岡良美

第2章 兵士たちからの手紙
戦地から届いた兵士たちの葉書(一)  伊藤伸子
戦地から届いた兵士たちの葉書(二)  細田寸海子

第3章 遺書
葉書一枚に家族を思う千二百字  長野和雄
戦死前夜に父へ手紙、志願兵南方に散る  中野祐子
南方戦線出発前夜に残した手紙  唐澤亮治
ノモンハンからの書簡  御前政明
戦地から家族に宛てた九十二通  長田松代

資料篇
御前勝書簡リスト
比企傳作書簡リスト
関連年表


[編者]
女性の日記から学ぶ会
1996年創立。「現存する日記を収集・保存、活用する途を探りながら、後生に残すべき女性文化のありようを考える」をテーマに、日記塾、日記読み解き、日記展、会報発行などの活動を展開している。現在全国で230人、提供された日記3000冊。2001年シャルレ女性奨励賞受賞。2012年『時代を駆ける――吉田得子日記1907-1945』をみずのわ出版より刊行。代表・島利栄子。活動地は千葉県八千代市


[監修者]
島利栄子(しま・りえこ)
1944年長野県に生まれる。信州大学文理学部卒業。女性史研究家、日本ペンクラブ会員。著書に『周防の女たち 嫁・姑のたたかい』(マツノ書店)、『日記拝見!』(博文館新社)、『戦時下の母 「大島静日記」10年を読む』(展望社)、『母の早春賦』(一草舎出版)など多数。