「調査されるという迷惑」2刷決定!

mizunowa2008-05-24

【写真】
周防大島檸檬。農家の自家用で、市場に出すほどには作られていない。これと比べたら、輸入レモンなんぞ喰えたもんではない。


【2刷決定!】
「調査されるという迷惑」(宮本常一・安渓遊地 共著)の2刷が決まった。6月初旬出来予定。ほとんど書評らしい書評が出ないなかで、口コミだけでそこそこ動いているのだから有り難い。元の数がそう多くはなかったとはいえ、久々の快挙。でも取次は延勘やから、在庫は払底すれども現時点での売上はほぼゼロに近い。嗚呼……。


【本の委託】
下請仕事で、雨のなか高知まで行ってきた。日帰りといふのも何だかなんだが仕方がない。同行のMさんとカツヲ叩きとクヂラあてに軽く呑んできただけでもよしとせにゃならん。
仕事ついでに新刊「戦争出前噺」(本多立太郎 語り/常本一 編)の営業もしてきた。平和資料館・草の家に置いてもらえるやうお願いしたら快諾を得た。とりあへずエクスパックに入りきるだけ送ることになり。


【次の新刊】
「ふるさとの海 瀬戸内の人・町・暮らし――なぎさの記憶1」(田中慎二・荒木肇 写真/三藤和之・古川竜彦 文)の最終校正にかかっている。当初の予定より3年、目先の予定よりひと月遅れて6月中旬刊行予定。
今年はほぼ月イチで新刊が出ている。去年よりか動きが良いやうにも思えるのだが、そこそこ動いているのは定価の安いものに偏るので、実際の金嵩はあがっていない。なかなかうまいこといかんのだが、それでも新刊が滞りなく出ているといふのは大きい。今年は秋以降に、「宮本常一離島論集」(全5巻+別巻)の第1巻と「宮本常一写真図録 第2集」(周防大島文化交流センター編著)の刊行を予定している。ほかにもヘビーな企画が控えている。ぼちぼち足許を固めていくしかない。