「宮本常一 大国魂神社・くらやみ祭を撮る」

府中市郷土の森博物館のS学芸員より電話を頂く。昨年から継続して委託販売をお願いしてきた「宮本常一のまなざし」(佐野眞一著)、「宮本常一という世界」(佐田尾信作著)がほぼ売り切れたので追加してほしい、と。
この博物館では、来年春に「宮本常一生誕100年」の特別展を企画しており、そのプレ企画として、昨年4〜6月に「宮本常一がみた府中」、今年4〜6月に「宮本常一 大国魂神社・くらやみ祭を撮る」を開催している。
今年の企画展に合わせて「宮本常一 旅の原景」(写真=田中信二・荒木肇、文=佐田尾信作)を追加で委託したいと思いつつ、多忙にかまけてすっかり忘れていた。手が二本しかないがゆえ、こんなことが間々ある。
以下、企画展のご案内。


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宮本常一 大国魂神社・くらやみ祭を撮る」
府中市郷土の森博物館
東京都府中市南町6-32 Tel 042-368-7921
http://www.fuchu-cpf.or.jp/museum/
 6月25日(日)まで(月曜・5月30日休館)
 9:00〜17:00(入館16:00迄)
 入館料 大人200円 中学生以下100円

[ビラの裏面より]
民俗学者宮本常一は、日本全国を旅し、10万枚におよぶ昭和の風景をおさめた写真を残したことで近年新たに注目されています。
彼は晩年の20年間を府中市で過ごし、約1000枚の市内を撮影した写真を残しています。
今回はその写真のなかから、武蔵府中を象徴する大国魂神社、彼が調査に携わったくらやみ祭に関する写真を紹介しながら、宮本常一と被写体とのかかわり、そして彼の視点をさぐっていきます。