エヴァンゲリオンのお部屋。

【7日】
深夜までかかって新刊案内およそ1000通の封詰・発送作業。送料だけで8万円。封筒代やらビラの印刷代やら考えると……やっとれん。が、やらんわけにはいかん。取次経由で目に見えて本が売れなくなっている中で、直売を増やす以外に手立てはない。
午後から妹が手伝ってくれて助かる。この週末は殆ど不在ゆえ平日しか作業日がとれず、“みずのわ互助会”を招集できなかったのが痛い。
仕事場が一杯いっぱいだったので、寝床兼倉庫(部屋の半分以上を在庫が占めている)に卓袱台を出して内職に勤しむ。
妹曰くこの部屋は「ミサトさんのお部屋、シンジ君付き」、すなわち足の踏み場もないくらいに散らかったカオスのお部屋。ちなみに何にもない殺風景な部屋は「レイちゃんのお部屋」なんだと。いきなりエヴァンゲリオンねたですんまへん。


【8日】
午後から京都。お盆前進行(突貫工事2件)と秋以降の出版企画の件で林哲夫画伯と打合せた後、東山三条の ART FORUM JARFO へ。戌画伯の「男達の神話」発刊記念展ギャラリートークの続き。よう呑んだ。阪急の終電で神戸に戻る。


【9日】
連日の京都行。夕刻、知恩院へ。近くを通ることは時々あるが、中に入るのは20年ぶり。拝観終了後の、静寂に包まれた境内は別世界だ。田舎の住職と打合せ。突貫工事を間に合わせるため、月半ばに2、3日ほど帰省しなければならなくなった。たまには仕事を持たずに帰省したいものだが、島の本を作っている以上はよしとするしかない。まあ、地魚アテに呑めりゃあええかの。