死んだ男の……。

mizunowa2007-02-14

【14日】
昨夜急に決まった仕事1件。新幹線で往復5時間、現地で半日、すなわち一日仕事。
けふは母方の祖父の、数え27年の祥月命日。帰りの車中で、献杯のつもりでワンカップを乾す。アルコホルと一緒に「死んだ男の残したものは」が、頭の中でぐるぐる廻る。日中戦争で片足を失って帰ってきた祖父が世を去った日が、わが家にとっての〈戦後〉の終わりだったのではないかと、今にして思う。