6月29日付当blogで告知を出した「宮本常一写真図録」（周防大島文化交流センター編著／宮本常一写真／森本孝監修）のタイトルが確定した。
「宮本常一写真図録第1集 瀬戸内海の島と町――広島・周防・松山付近」。定価は今週末までに決める。高い本が売れないご時世、本体1800円に納まってくれれば嬉しいのだが……。
お昼前、印刷所から電話が入る。「宮本常一のメッセージ」の本文用紙が、紙屋、メーカーとも在庫払底でちょうどいま作りよるところだと。紙屋に入るのが5日、印刷所に入るのが6日、印刷・製本は週明けにずれ込む。表紙は明日刷り出しなのだが、こればかりは致し方ない。今週末出来の予定がすっ飛んだ。予定より1週間早く出来る算段だったので、結局元の鞘に収まったやうなものだが……ブツを手にするまで何が起こるかわからん。
製紙業界なんて大企業の独占やから、ほんま勝手なもんやで。少しでもだぶつきゃすぐ生産調整しよるし、無いときには無いし、値段へーきで上げてきよるし……と、担当のMさん。印刷所の営業さんも大変やなあ。
