次の新刊のお知らせ。

mizunowa2012-05-30

【画像】
夕方5ぢを廻れば軽く一杯。昨日夕方のご近所Oさんの釣果は坊主。旧暦9日ではちょいと潮が悪かったかな。週末あたりぼちぼちいけるんちゃうやろか。鯵寿司、自前で握って食うたらウマいんだな、これが。



【新刊 6月12〜14日頃出来予定】
評伝 海野光弘――風と光への旅立ち
岩崎芳生 著
林哲夫 装幀
みずのわ出版 刊
四六判上製315頁(カラー図版8頁)
定価 本体2300円+税
ISBN978-4-86426-015-2 C0095


■帯 表-1
「屋根の下には人が肩をよせあって暮らしている!」
安倍川のほとりより出で、日本の風光を刻んだ木版画家の一筋の生涯


■帯 表-4
中学版画教育の申し子として出発した海野光弘少年は、東海の風土に抱かれて成長し、やがて日本の風景の精髄を求めて、全国の旅に出る。〈童心〉と生活者への〈愛のまなざし〉をもって、失われゆく民家の風景を描き続けた、独自な陰刻の木版画家の短くも豊かな生涯。


■目次、より

はじめに


第一章 出生の地
火屋の土手/小学校入学

第二章 版画への出発
豆版画/版画クラブ

第三章 版画集『朝鮮部落』
岡谷の研究会/河川敷の家/エントツ/版画と文章

第四章 連作『かえる』
かえるを彫る/小説「夕映え」/出会い/輪ぶらと夢想

第五章 職場と版画
日立製作所言問橋の人々/帰郷

第六章 家業
染めの仕事/時代の足音/壁

第七章 宇津の谷
蘇生/土地の力/障子戸/陰刻技法/風の声

第八章 旅の時代
五箇相倉/東へ西へ/多忙/南島/風と光/風雪


第九章 旅の終わり
マタギの里/作家の死/その後のこと/六ヶ所村


あとがき
海野光弘年譜
参考文献


■著者
岩崎芳生(いわさき・ほうせい)
1936年静岡市生。静岡県立商業卒。日本ペンクラブ静岡県文学連盟所属。小説集『隠国』(審美社)、『橋の眺め』(審美社)、『水舟の空』(審美社)、『酷月(こくづき)』(文芸社)など。


■用紙・刷色
カバー ミセスB オフホワイト 四六判Y目 135kg 4°PPなし
帯 ヴィンテージゴールド カッパー 四六判Y目 63kg K/1°
表紙 STカバー 白 四六判Y目 100kg K/1°
見返し STカバー 白 四六判Y目 130kg
別丁扉 リ・シマメ クリームホワイト 四六判Y目 100kg DIC203/1°
巻頭8頁別丁グラビア ミセスB オフホワイト 四六判Y目 110kg 4°
本文 ラフクリーム琥珀N 四六判Y目 66.5kg
スピン A4
ヘドバン A32