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迷犬ランスケ。福田酒店にて。
フェイスブック自社ペイジ、より。
まともな書店さんも居られるのであまり悪いこと言いたくないのだが、どうしやうもない書店のほうが大多数を占めるのもまた事実。
2002、03年頃をピークに年々ジリ貧の右肩下がりではあったのだが、3.11以降、劇的に本が売れなくなった。要因は多々あるが、面倒なので端折る。世間の多くの書店および書店員のヤル気の無さ、気概の無さには怒りを通り越して呆れ、諦めの感情しか持っていないが、嘆いたところで始まらない。ヤル気の無い者にカクアルベキなんて説教するなんぞ、サルに念仏教えるやうなものだ。
ネット書店は確かにスグレモノではあるが、欠品補充のシステムがロクでもないものであるがために、版元・取次に在庫のある本でも「取り扱いできません」と表示されてしまふ。事情を知らん人の目には、品切・絶版と映る。それで売り逃す。こうして、ただでさへ売れんものがますます売れなくなっていく。
この体たらくでは、書店売は大してアテにはできん。書評も滅多に載らん（載っても売れん。それほどに新聞が読まれなくなった）。だとすれば、DM打って直注文を増やさなアカン。といふわけで、雑用と家事の合間に原稿を書いている。印刷代、送料等の経費も難儀ではあるが、やらなしゃーない。乗って残そうローカル線。買って残そう出版社。
