青島(晩生温州)の摘果。

mizunowa2015-11-24

青島(晩生温州みかん)の摘果。裾なり、内なり、軸太、奇形、超小玉、着色不良などを落とす。不味い大玉は収穫時にもぎ捨てる。
早生・中晩柑は梅雨の最中に、中生は梅雨の終わりからお盆頃にかけて摘果を行うが、晩生の摘果は11月以降、夏秋梢の伸長が止まってから行う。夏場に摘果をやると、着果負担が軽くなり大玉化してしまう。また切り口から発生する夏秋梢にエネルギーを取られ、実の糖度が上がらなくなる。このように、品種ごとに管理法が違う。
かつて主流であった低品質大量生産から高品質少量生産へ。馬鹿に百姓は務まらんと日々痛感する。