早生みかんのヤケ果(異常高温による果皮障害)。

あほ息子加勢、朝5時半から7時10分まで早生みかんの粗摘果にかかる。農協の栽培暦では早生の粗摘果は七月中~下旬とあるが、この通りに摘果すると大玉化する危険が高いので、うちでは3年くらい前から後期重点摘果に切り替えた。不作とはいえそれなりに玉数があり、外来アサガオの蔓の除去、樹冠の草取りなどもあり、8本しか進まず。
画像下の玉は、猛暑によるヤケ果。ヤケた箇所は果実が硬化し果汁が無くなり、商品にならない。缶詰、ジュース等の原料出荷もできない。猛暑が当り前になったことで、表皮の弱い早生みかんは毎年ヤケ果が大量発生し、うちの場合はもはや採算の取れる状況にない。踏ん切りは早い方がよいと判断して、去年と今年の春、早生の樹間にスダイダイ、レモン、晩生寿太郎温州(ブロックにより品種を変える)を植え付けた。これが育って収穫できるようになれば、早生みかんは自家用の一本を残して全て伐採する。

帰宅して風呂浴びてメシ食うて、さてもう一度畑に上がろうかと思うとったら、8時頃から雨がぱらつき、九時頃から本降りになる。早起きは三文の徳。