亡国。

mizunowa2009-07-14

【画像】
5月末、周防灘を行く阪九フェリー「フェリーせっつ」より。
海運業界にとって、高速道路週末1000円がシャレにならんくらいに響いているやうである。オレンジフェリー、阪九フェリーのサイトで空席情報をみると、お盆の便は空席大アリ。5月の連休もさうだったが、ウソみたいなホントの話。ウチら本屋も絶望的状況だが、ほんま、国は海運業者に死ねというとるんですな。酷鐵もかなりの痛手のやうで。
いくら高速転がせば安いいうたかて、長距離の運転は身体にこたえる。翌日、半日は使いモノにならん。安物買いの銭失い。かういうのを指して、「生き目いかんケチはするな」と安下庄の亡祖母がよく云っていたのを思ひ出す。(意味合ひとしては、おそらく「生き目」といふ字をあてるんだらう。広辞苑に書かれている「生き目」とは意味が異なるやうだ。ま、音声言語としてニュアンスはわかってもらへると思ふ)。何で読んだか忘れたけど、結果、イルボンのCO2排出量は爆裂に増えたとか。モーダルシフトとか温暖化防止、環境保護なんてお題目、カンペキにすっ飛んだ。馬鹿麻生を筆頭とする腐れ自○党とクソ公○党の目先の人気取りのために。


【ブックレビュウ】
Book Japan 7月6日付に、「古書往來」(高橋輝次著)の書評が乗った。評者は岡崎武司サン。
http://bookjapan.jp/