ニノキン、走る。

1991年秋に盗まれた旧沖家室小学校の二宮金次郎像(以下、ニノキン)が15年ぶりに発見された。現場は小学校から300メートル東。2日深夜から翌朝未明に置かれたと思われる、そうだ。開島400年の話題がぼちぼちメディアを賑わし始めている中で、盗人が改心したのだろうか。それ以前に、ニノキン盗んでどうするつもりだったのか。謎が謎を呼んで謎々。
詳細は、鯛狸(=^・^=)さんのブログをご一読くらはい。
http://blogs.dion.ne.jp/kamuronotai/


5年生まで通った兵庫小学校にニノキンがあった。12月の第2金曜日の夜に雨が降ると目が光って、ばっしゃばっしゃと校庭を走る。それを見たら呪われるとか追っかけ回されるとか云われていた。歴史ある学校ゆえニノキンもかなりの年代物だったと記憶する。赤銅色のニノキンは子どもにとっては恐怖でもあった。「歴史あるものには人の思いが深く、魂が宿る」と鯛狸(=^・^=)さんが書いているとおり、どちらのニノキンもただものではない。


もしかすると沖家室小学校のニノキン。自らの足で島に帰ってきたのではなかろうか?