2007-01-01から1年間の記事一覧

「spin 02」出来!

「spin 02」(林哲夫編集・装幀)が出来てきた。ブツは先週3日に出来ていたのだが、2日夜から3日未明にかけて台風が通過するため周防大島にとどまったことから帰神が遅れ、一寸遅れての引き取りと相成った(執筆者向けは印刷所より発送済。それだけでもひと…

すまんですのう、キレてばっかで。

【写真】 7月30日午前5時過ぎ、神戸六甲アイランド。新居浜東港行おれんじホープの食堂にて。 【30日】 徹夜明け、午前4時過ぎにアジトを出て、六甲アイランド5時30分発新居浜東港行おれんじホープの積荷となる。風呂、メシ、酒、寝る。 多喜浜から新居浜IC…

9月のイベントのお知らせ、それから……。

一寸気が早いが、9月のイベントのお知らせ。 はるまきちまき+パギやん 新譜CD・発売記念+ソングブック・出版【再】記念 ジョイントライヴ9月23日(日)14:30 open/15:00 start ■ところ:海文堂書店 2F〈Sea Space〉 神戸市中央区元町通3-5-10 tel 078(331…

「宮本常一写真図録第1集」出来。

【写真】 「宮本常一写真図録第1集 瀬戸内海の島と町――広島・周防・松山付近」(周防大島文化交流センター編著/森本孝監修)が出来てきた。出来たての新刊を著者、読者よりも早く手にすることができる、これが編集者の特権やな。ごっそり積んで帰る車中は紙…

貧乏版元のビラ、それと書肆アクセス閉店問題第4報。

【写真】 「宮本常一写真図録第1集 瀬戸内海の島と町――広島・周防・松山付近」(周防大島文化交流センター編著/森本孝監修)のビラ。B5判両面刷(写真は周防大島文化交流センター蔵)。いちばん薄くて安い紙を使った。去年の夏頃から、ウチの書店ビラはこの…

宮本常一フェア、書肆アクセス閉店、ヘボでも明石鯛、など。

【写真】 「宮本常一フェア」フタバ図書MEGA祇園中筋店、Sさん提供。中央の棚ぜーんぶ未來社の著作集。画面ではわかりにくいが、向って右の棚、上から2段目はウチの刊行物だす。 【宮本常一フェア】 広島のフタバ図書MEGA祇園中筋店・TERA広島府中店、ジュン…

書肆アクセス閉店について、地方小通信より。

21日付「書肆アクセス閉店に異議ありッ」の続き。地方・小出版流通センターから毎月15日頃送られてくる契約版元向け通信、がある。机上に積みっぱなしになっていて、今頃になって目を通した。書肆アクセス閉店にかかわる記述を以下に引用する。文章のオカシ…

書肆アクセス閉店に異議ありッ。

【写真】 松山市中島総合文化センターにて、戌画伯の作品展示。明22日(日)まで。 まる1日アジトに籠り、ここ3ヵ月手つかずになっていた伝票の整理にかかる。売上実績たるや惨憺たるもの……。 それでも版元は本を作り続けるしかない。次の週末には「宮本常一…

地道かつ愚直でありつづけること。

【写真】 くるま麩とポーク缶。 大阪は大正区、木津川べりにいつもお願いしている印刷所がある。時々近くの市場で沖縄食材を仕入れて帰る。神戸よりはるかに安い。 【「宮本常一写真図録第1集」本文校了】 朝から印刷所に籠り、「宮本常一写真図録第1集 瀬戸…

お知らせ――「福島清の色鉛筆絵画展〜忽那の風光」

【写真】 松山のTさん提供。 「福島清の色鉛筆絵画展〜忽那の風光」 松山市中島総合文化センターにて、22日(日)まで開催。 ショバ 松山市中島大浦2962 TEL:089-997-1181 *サイト更新が間に合わないので、blogにてお知らせ *25日からのいよてつ高島屋個…

台風のなか「宮本常一写真図録 第1集」の作業。

【写真】 15日夕刻、周防大島・伊保田港から松山・三津浜港に向かうフェリーより。 台風が四国沖を通過した直後で海上にはうねりが残っていて、船が盛大に揺れた。忽那の海は豊後水道のまっとおり。瀬戸内海とはいってもここは外海である。 【12日】 終日雑…

くたばれ! 安倍ッ

「宮本常一のメッセージ」(佐野眞一、藤本淨彦、碓井巧、小泉凡、立松和平 共著)が出来てきた。夕方、神戸元町の海文堂書店に納品、日本一早い発売! というわけで。 海文堂書店で、8月1日から31日まで宮本常一生誕100年フェア開催。詳細はいずれまた。 「…

わきまえ。

【写真】 博多祇園山笠の飾り山。7日夕刻博多駅前。長法被に博多織の帯、雪駄履きの“正装”で出歩くおっちゃんを町中で見かける。歴史ある都市は違う。それと比べると、神戸まつりなんてまったく祭りの体をなしていない。 【6〜9日】 6日晩、神戸六甲アイラン…

東京の下町。

【5日】 資料返却のため、千葉県は八千代まで日帰り出張と相成る。午前4時頃まで仕事して2時間寝て6時台ののぞみに乗りたかったのだが、見事に寝坊してしまう。午後からの仕事の前にうまいこと時間がとれたら顔を出していこうと思ったところが都内であったの…

「宮本常一のメッセージ」表紙のみ刷了。

7月11日出来予定「宮本常一のメッセージ」(佐野眞一、藤本淨彦、碓井巧、小泉凡、立松和平 共著)の、表紙の刷りがあがってきた(写真=芳賀日出男/装幀=林哲夫)。用紙…表紙 ジャンフェルト 絹 四六判Y目210kg 2°/K+DIC 125(PPなし) 本文 シフォンク…

宮本常一写真図録第1集、タイトル確定。

6月29日付当blogで告知を出した「宮本常一写真図録」(周防大島文化交流センター編著/宮本常一写真/森本孝監修)のタイトルが確定した。 「宮本常一写真図録第1集 瀬戸内海の島と町――広島・周防・松山付近」。定価は今週末までに決める。高い本が売れない…

「瀬戸内海の島と街 人と暮らし――宮本常一写真図録1」のお知らせ

【写真】 帆布で作った布袋(ホテイではにゃい)を「カヨイ」といった。一升瓶やビール瓶を入れるプラスチックのケース(昔は木筺だった)を通函(カヨイバコ)と呼ぶのと同じで、以前はこれを提げて酒を買いに行った。左は周防大島は安下庄、長尾八幡宮の神…

自身の体たらく。

【写真】 7月中旬刊行予定「宮本常一のメッセージ」(佐野眞一、藤本淨彦、碓井巧、小泉凡、立松和平 共著)の表紙 写真=芳賀日出男/装幀=林哲夫 印刷所のプリンタでコート紙に出力してもらったもの。それゆえ一寸テカテカにみえる。印刷本チャンは特殊紙…

安酒。

【写真】 総武線新小岩駅から徒歩3分、魚三酒場にて。実は1994年の7月から12月までの半年、この近くの木造安アパートに住んでいた。部屋の裏手が大相撲の中村部屋で、四股や鉄砲の音が朝早くから響き渡っていた。入ったことはないのだが、元幕内力士板井のち…

むっつり助平。

23日から25日までお江戸出張。あちらがそこそこしのぎやすかったおかげで、けふは朝からへばりきっている。関西は熱帯だ。 24日、中○新聞のむっつり助平S記者と2人で、取材をかねて山本宗補さんの写真展に顔を出してきた。 会場1階、路上で靴磨きをするおば…

電話機のない電話ボックス――由利島しょにょに。

【写真】 由利島の浜。上陸地点のすぐ近く。 瀬戸内の島なのに、なぜか浜にはサボテンの花――。奥にあるのが、電話機のない木造電話ボックス。イワシ網でにぎわっていた昭和30年代に赤電話が引かれ、40年代に無人島になっても残った。出作の人や近くで操業す…

梅雨入り。

【写真】 ちょうど1週間前の6月10日、周防大島は安下庄のアジト近くで撮影。後方は長尾八幡宮の鎮守の森、さらに後方は嵩山。この界隈で僅かに残った田圃に映る“逆さ嵩”は、年に一度、梅雨の頃でなければ拝めない。 このへんは一面田圃だったと聞くが、昭和3…

由利島、しょにょいち。

【写真】 戌画伯こと福島清さんからの頂き物。雰囲気だけでも。on the earth… 由利島と柳原一徳/2007年6月11日/福島清・撮影 忽那諸島の無人島、由利島の話は後日改めて。 1週間近く留守にしたおかげで仕事がたまっとる。こたえますのー。

6日ぶりアジト帰還。

【写真】 国鉄姫路駅名物「駅そば」。のびきった中華麺に煮詰まったうろんスープ、ショッキングピンクの油で揚げとんちゃうかと思えるほどのへなへな天ぷらと青ネギがのっかかって330円。これに一味唐辛子をおもくそかけて食す。学生の時分にはそば回数券な…

お知らせ 「読む人 林哲夫展」

林哲夫素描・エッセイ集「読む人」(小社刊、2006年10月、新書版182頁、定価1470円)の原画展。来週だす〜 読む人 林哲夫展日時 2007年6月14日(木)〜26日(火) 場所 りーちあーと 〒530-0012 大阪市北区芝田1-6-2 阪急古書のまち TEL 06-6373-1117 FAX 06…

願い下げ。

【写真】 思うところあって、竹尾紙業の見本帖セットをほぼ10年ぶりに更新した。ヴァンヌーボなど銘柄によっては4°の刷見本がついているのが嬉しい。 7月中旬出来の予定で、「宮本常一のメッセージ」(仮題)の編集を進めている。先週末初校が出た。 講演を…

つまらん!

【写真】 5月31日付、の続き。紙芝居屋のおっちゃんの愛機、真っ赤なホンダのカブ。何と、最高時速600キロ! でも、けーさつに捕まったらまずいんで速度計の400キロのところを「40」、600キロのところを「60」って書いてあるんやて。ほんまやでー。 「紙芝居…

紙芝居屋のおっちゃん。

数日前、季刊「銀花」夏号が届いた。書物雑記のコーナーで、「紙芝居がやってきた!」(鈴木常勝著、河出書房新社)の著者取材記事を書いた次第。ハンチング帽に眼鏡と口髭、見るからに怪しげな紙芝居屋のおっちゃんは、真っ赤なホンダのカブに乗ってどこか…

アル中!

【写真】 神戸元町、海文堂書店の屋上にて。意外と空が狭かった。 【26日】 午後から海文堂書店にて「Spin創刊記念 本好きガチンコ対決 仏蘭西狐と英吉利狸の口舌バトル!」開催。数日前に喋り手3人で(それも酒ナシで!)詰めたさうで、仕込みがしっかりし…

CDアルバム「趙博ベスト30」取扱開始。

小社刊「夢・葬送――浪速の唄う巨人・パギやんSong Book」の著者、趙博兄のCDアルバム「趙博ベスト30」の取扱を始めた(小社サイトのトップページに掲載 URL http://www.mizunowa.com)。本とあわせてちぃとでも売らにゃあならんのう。 次の新刊は7月半ば。2…